AGA治療をやめたら妻に「最近また薄くなってきたね」ジェネリック薬“エフペシア”で再開!50代の15年奮闘記【看護師が確認済み】

AGA治療をやめたら妻に「最近また薄くなってきたね」ジェネリック薬“エフペシア”で再開!50代の15年奮闘記【看護師が確認済み】

男性型脱毛症(AGA)の治療薬「エフペシア」を実際に使用した50代後半の男性「なつき」さん(大阪府)より、体験談をレポートしていただきました。

体験談の要点は以下の通りです

体験談まとめ
AGA治療を始めたきっかけと初期の経過
  • 40代で抜け毛の増加に気づき、職場の一言をきっかけに治療を決意。
  • AGA専門クリニックでフィナステリドを処方され、数ヶ月で抜け毛の減少を実感。
  • 約3年間の服用で進行を抑えられたが、中断後に再び薄毛が進行し、治療の継続が重要と痛感。
費用と副作用への配慮から治療方法の見直し
  • 国内ジェネリックへの切り替えで治療費を約3,000円に抑える。
  • 性欲減退を感じ、医師に相談して対応。副作用の確認も重要と再認識。
  • 長期的な費用負担を考慮し、個人輸入の『エフペシア』へ切り替えを検討。
エフペシアの使用感と現在の向き合い方
  • 国内ジェネリックと比べても使用感や効果に大きな違いは感じず、継続中。
  • 副作用も特に出ておらず、コスト面でのメリットが大きい。
  • 「進行を抑える」ことを重視し、自分に合った形で無理なく治療を継続中。

なお、本記事の体験談内容については、医学的記述や表現に不自然な点がないか、医学誌の編集経験がある看護師が確認済みです。

この記事を確認した医療系国家資格を保有する専門家
Ray

看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。

それでは、次より実際の体験談レポートをご紹介いたしますが、本記事は個人の体験談であり、効果・感じ方には個人差があります。

あくまでも個人の感想ですので、効果・効能を保証するものではありません。医薬品の使用は自己責任で行い、体調変化を感じた場合は医師にご相談ください。

目次

「そろそろ真剣に対策を始めよう」と決意

エフペシア(F-Pecia)1mgの箱と10錠が入ったシート2つ
エフペシアの写真(なつきさん提供)

40代に差し掛かった頃、シャンプーをするたびに抜け毛の多さが気になるようになりました。
AGA(男性型脱毛症)は遺伝やホルモンが関係しているとは聞いていたものの、正直、まだ他人事のように思っていた時期です。

しかし、職場や家族からの何気ない一言をきっかけに「そろそろ真剣に対策を始めよう」と決意。
最初はクリニックで処方された薬を使っていましたが、治療が長期化するにつれ、気になってきたのが“費用”の問題。

そんなときに出会ったのが、フィナステリドを主成分とする個人輸入のジェネリック薬『エフペシア』でした。
今回は、私がエフペシアを選んだ理由、実際に使ってみて感じたこと、注意点などを、体験談としてお届けします。

職場の後輩に「最近ちょっと髪が…」と冗談交じりに言われた

思い返せば、40代に差し掛かった頃、シャンプー時の抜け毛の多さに気づき始めたのが、最初のきっかけでした。

細く短い毛が手に絡み、ヘアセットも決まらず、頭頂部のボリュームが無くなってきたような違和感がありました。

当時はまだ「年齢のせいかな」と思ってやり過ごしていましたが、ある日、職場の後輩に「最近ちょっと髪が…」と冗談交じりに言われたとき、内心ドキッとしました。

帰宅後に三面鏡でよく確認すると、つむじ周辺の髪の密度が明らかに薄くなっており、「やっぱり進行している」と実感。父も同じような脱毛パターンだったことも思い出し、「これは早めに対策をした方がいい」と一念発起しました。

まずはAGA専門クリニックを受診。血液検査と問診の結果、処方されたのはフィナステリド(プロペシアの後発)。副作用も特に感じず、1日1錠をコツコツと飲み続けることにしました。

止まっていたわけではなく、薬で抑えられていたに過ぎなかったことを痛感

AGA専門クリニックでフィナステリドを服用し始めてから数ヶ月、明らかに抜け毛が減り、髪のハリやボリュームにも少しずつ変化を感じるようになりました。

派手な変化ではありませんが、シャンプー時やドライヤー後の抜け毛が減り、髪型も整えやすくなったことで、精神的にも大きな安心感が生まれました。

この効果を信じて、私はその後も治療を継続。約3年間、毎日欠かさず服用を続けました。
結果として、進行はかなり落ち着き、「もう大丈夫かもしれない」と感じたタイミングで、一度服用を中断しました。

しかし、油断は禁物でした

中断から2年ほど経ったある日、妻に「最近また薄くなってきてるね」と指摘され、慌てて鏡を確認すると、頭頂部に以前のような“透け感”が戻ってきているのがはっきりわかりました。

やはりAGAは進行型。止まっていたわけではなく、薬で抑えられていたに過ぎなかったことを痛感しました。

すぐに治療を再開することを決め、今度は国内のジェネリック医薬品(フィナステリド1mg)に切り替えました。
処方薬の変更により、月々の治療費は約3,000円程度に抑えられ、経済的な負担はぐっと軽くなりました。

ただし、その再開後、しばらくして性欲の減退を感じた時期がありました。
加齢の影響もあるとは思いつつ、気になって医師に相談したところ、念のためED治療薬を処方されました。

大きな副作用には至りませんでしたが、このとき「治療は効果だけでなく、副作用や心身の変化にも目を向けることが大切だ」と改めて感じました。

とはいえ、AGAの進行は緩やかでも確実に続いていくもの。「治療は続けたい。でも、できるだけ負担を抑えたい」という思いから、50代になってから私は個人輸入ジェネリックの『エフペシア』に切り替える決断をしました。

国内でジェネリックを処方してもらう場合の約1/3以下のコストで続けられる

国内ジェネリックへの切り替えでコストを抑えられたものの、「この先もずっと飲み続けるなら、もっと費用を下げられないか?」という思いは常にありました。

そこで改めて情報収集をしている中で目に留まったのが、個人輸入という選択肢です。中でもよく見かけたのが、「エフペシア」というジェネリック薬でした。

エフペシアは、インドの大手製薬会社が製造しているフィナステリド1mg配合の内服薬で、日本で処方されているプロペシアや国内ジェネリックと同じ有効成分が含まれています。

成分が同じであれば効果も期待できるのでは?と思い、実際に使っている人の体験談やレビューを調べ、自己責任のうえで一度試してみようと決めました。

最初に気になったのはやはり、「本当に届くのか?」「偽物じゃないか?」といった不安です。
そこで、販売サイトの中でも実績があり、商品ページに詳細な情報が記載されているところを選び、郵便局留めでの受け取りを指定。結果として、注文から約2週間で無事に手元に届きました。

梱包も中身がわからないよう配慮されており、輸送中の破損などもなし。国際書留扱いだったため、追跡番号で荷物の動きも確認でき、思った以上にスムーズでした。

価格については、私が購入した量とタイミングで1錠あたり30円以下国内でジェネリックを処方してもらう場合の約1/3以下のコストで続けられるのは、長期的な治療が必要な私にとって非常に大きなメリットでした。

もちろん、個人輸入という形になるため、すべてが自己責任であることは前提です。
それでも、これまでの治療経験や身体の状態を踏まえたうえで、「今の自分にはこの選択が最も現実的だ」と判断しました。

コストは下がっても、効果は維持できている

エフペシアを飲み始めてまず感じたのは、「これまで使っていた国内ジェネリックと、服用感に大きな違いはない」ということでした。錠剤の大きさや味、服用後の体調などについても、特に気になる点はなく、朝食後に1日1錠を水で服用するスタイルはこれまでと変わりません。

国内ジェネリックから切り替えてしばらくの間は、「効き目に差が出るのでは?」という不安もありましたが、シャンプー時の抜け毛や、枕元に落ちる髪の本数などの変化はこれまでと大きく変わらず、一定の効果が続いているように感じました。

つまり、少なくとも現時点では「コストは下がっても、効果は維持できている」というのが正直な実感です。

副作用についても、私の体調には特に問題はなく、国内ジェネリックで感じたような性欲の変化も、エフペシアに切り替えてからは特に意識することはありませんでした。もちろん、個人差がある部分なので油断は禁物ですが、今のところ自分には合っていると感じています。

個人輸入というと不安に感じる方も多いかもしれませんが、私にとっては、コストを抑えながら現状を維持できる、現実的な選択肢になっています。

無理なく続けるために、今の自分に合った選択を

40代でAGA治療を始めて、気がつけばもう15年。年齢を重ねるごとに、髪の悩みへの向き合い方も少しずつ変わってきました。以前は「なんとか元に戻したい」という気持ちが強かったものの、今は「いかに進行を抑え、自然に整えるか」が自分なりの目標です。

その時々の状況に合わせて、選ぶ手段も変えてきました。

最初はクリニックでの治療から始まり、効果を実感したあとは一度中断。進行を再確認してからは、費用とのバランスを考えて国内ジェネリックへ。そして今は、より現実的に続けられる選択肢として、エフペシアに落ち着いています。

変わるのは薬だけでなく、自分の価値観や生活リズムも同じです。
大切なのは、「無理なく、納得して続けられること」。
これからも焦らず、自分のペースで髪と向き合っていきたいと思っています。

エフペシア(F-Pecia)が10錠入ったシートの表面

エフペシア

※海外医薬品の個人輸入は、ご自身の責任において、ご自身の使用のために行う場合に限り認められています。輸入した医薬品を第三者へ譲渡・転売することは法律で固く禁じられています。

※この記事は看護師資格保有者が内容を確認していますが、診断・治療行為ではありません。必要に応じて医療機関で適切な指導を受けてください。

フィナステリドに関連する添付文書等の参考資料

※本ページでは、日本語の公的資料(PMDA・JAPIC等)と、英語の公的資料(各国規制当局等)を併記しています。いずれも一次情報ですが、国・地域ごとに適応症・警告・禁忌・推奨用量などが異なるため、内容をよく比較のうえご判断ください。

※服用前には必ず輸入品に記載されている英文の説明も確認し、不明点は医師・薬剤師にご相談ください。

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本記事の監修者・執筆者

メドノア編集部が監修・執筆。
記事により薬剤師による執筆、また、適宜、医療系国家資格を有する専門家(看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当)が、医学的記述や表現に不自然な点がないか確認をしています。
確認済みの記事には、その旨記載しております。

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