30代後半のある日突然、自分の体に異変を感じたKさん。
それまで「健康だ」と思っていましたが、パートナーとの関係での不安定さがきっかけとなり、初めてEDの兆候に気づいたのです。
最初は、ただの疲れやストレスだろうと思っていたものの、症状が続き、自分でも驚くほどの変化を実感。そこから、ED(勃起不全)治療薬を使用し、少しずつ自信を取り戻していきました。
治療を始める前の不安やパートナーへの告白に対する戸惑い、そして治療後の心身の変化。
Kさんは、EDの問題をひとりで抱え込むことなく、友人に相談したり、必要な治療を受けたりする大切さを実感しました。
Kさんの経験は、同じ悩みを抱える方々にとって、ED克服への勇気となることでしょう。
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なお、本記事の体験談インタビュー内容については、医学的記述や表現に不自然な点がないか、医学誌の編集経験がある看護師が確認済みです。

看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。
それでは、次より実際の体験談インタビューをご紹介いたしますが、本記事は個人の体験談であり、効果・感じ方には個人差があります。
あくまでも個人の感想ですので、効果・効能を保証するものではありません。医薬品の使用は自己責任で行い、体調変化を感じた場合は医師にご相談ください。
よく使われているED薬と聞いたため効果もあるだろうと思って


― 今、使用しているED治療薬は何になりますか?
何度も試したんですけど、自分でも驚いてしまった


― EDの症状に気づいたタイミングについて教えてください。



最初EDの兆候を感じたのは、パートナーとの関係がうまくいかなかったこと。
何度も試したんですけど、効果が現れないで(症状が改善されないで)、自分でも驚いてしまったというのがありました。
最初は「疲れているんじゃないのかな?」と思いましたが、気づいてみたら(これはEDかもしれない)という感じです。
― 初めて兆候に気づいたときのお気持ちはどのようなものでしたか?



最初は自分でも驚いたんですけど、自分自身「健康だな」と思っていたので。
自分がこのような症状になると思ってなかったんで、年齢だったりとかストレスだったりなのかなって考えたんですけど。



EDに気づいたときに年齢が原因と考える方は多い傾向にあります。
EDは年齢も原因ではあるものの、それよりも生活習慣や基礎疾患、喫煙、肥満などが多いです。
そのため、EDに気づいたら自然に治ると考えずに早めに対処するのがおすすめです。
参考:
勃起力(ぼっきりょく)が低下した – こんな症状があったら | 一般社団法人 日本泌尿器科学会
最初は誰に言うのも辛い状態だった


― EDになって、誰かに相談はされましたか?



最初は誰に言うのも辛い状態だったんですけど、自分で解決には限界があると思ったので、友人に相談したことがあります。
その友人が、ED治療も経験していたので。
(友人は)「最初恥ずかしかった」ようですが、「治療してから、ずいぶん楽になった」という話を聞いて、相談するようになりました。
― そのときパートナーに伝えましたか?



最初は伝えようかなと思ってたんだけど、その時になったら……。
自分の病気とかも話そうと思ってやってますが、治してからみたいな形ですね。
徐々に実践していきながら、ここでダメになっちゃったらってことを考えて……。
1歩ずつやっていく感じでやってます。
パートナーとの関係も改善し、コミュニケーションがスムーズに


― 日常生活や人間関係の変化はどのようなものでしたか?



治療を始めてから精神的に落ち着いたので、薬が効いていることだったりとか、自分に自信を取り戻して、日常生活が以前のように前向きに過ごせるようになりました。
パートナーとの関係も改善し、コミュニケーションがスムーズになったと感じています。
お互い理解していくことが大事なのかなと思います。
― EDに対する以前の考えはどのようなものでしたか?



EDは年を重ねるごとに起きる問題なのかなと思ってたんですが、まさか自分がその症状に直面するとは思っていなかった。
― 自分で試したEDの解決方法はありましたか?



健康的な食事だったり運動を心がけ、リラックスする時間を増やして、思ったほど効果がなかったです。



EDは生活習慣が深く関係しているので食生活や運動習慣の改善、ストレス改善はEDのセルフケアとして有効です。
そのため、薬を服用しつつ合わせて行うことが推奨されます。
参考:
ED診療ガイドライン[第3版]P12~18|日本性機能学会/日本泌尿器科学会
初めて治療薬を使ったときに、効果が強すぎて心配になったことはあります


― EDになって予期せぬエピソードやハプニングはありましたか?



初めて治療薬を使ったときに、効果が強すぎて心配になったことはありました。
ただ最初は誰にも言えなかったんですけど、恥ずかしさだったり、相手の受け取り方、友達とかパートナーとか、どういう風に捉えられるのか心配だったから。
真剣な話というか、そういう真面目な相談をするという感じで、きちんとお互い理解できるように、わかりやすく説明していた感じです。
― 最初バイアグラの容量は何mgで使われたのですか?



25mgです。
― 25mgで使用されて、効果がすごく出た?



そうですね。
― 薬を飲んで効きすぎたというのは、具体的にどういう状態だったのですか?



自分が思っている以上よりも、勃っている時間が長かったこともあったので、行為が終わったあともずっとみたいな。
― 翌日も副作用はありましたか?



そこまではなかったんですけど、(行為が)終わってから、5〜6時間は勃ってた状態です。



4時間以上の勃起の延長または持続勃起(6時間以上持続する痛みを伴う勃起)の場合、処置を速やかに行わないと陰茎組織の損傷又は勃起機能を永続的に損なうことがあります。
4時間以上持続する勃起が見られた場合にはなるべく早く医療機関を受診しましょう。
参考:
医療用医薬品 : バイアグラ|KEGG MEDICUS
― 副作用という面で、何か気になるところはありましたか? 具合が悪くなったとか



特にはなかったです。
― 薬を飲むのをやめて行為をすることはありますか?



いや、基本は一応飲んでからやっています。
― オナニーや風俗に行くときもED薬を飲みますか?



そうですね、はい。
自分と似た症状があるんだな


― 情報収集で役立ったこと・役に立たなかったことは、どんなことがありますか?



インターネットで情報収集はしていたんですけど、ブログとかを見ていて、自分と似た症状があるんだなっていうのに気がついて、情報収集が役立ったというのはあります。
逆に「本当にこういうことがあるのかな?」とか、「こういう口コミを書く人もいるんだ」というような、不信感を煽るようなことはありました。
ただやっぱり「自分が今何に困っているのか?」というのを、最終的にお医者さんに話すことが大事なのかなと自分自身思います。
その人の症状によると思うんですけど、「そこの病院に行って全然治らなかった」みたいな口コミがあったんですが、それって、その人の状態によるんじゃないのかな?と思ったことはあります。
焦らずに適切な治療を見つけることが重要


― ED治療後、生活はどのように変化しましたか?



治療を始めてから精神的な不安が減って、生活の質も向上し、パートナーとの関係も以前よりスムーズになりました。
― ED治療のポイントはどのようなものだとお考えですか?



ずっと抱え込むのではなくて、早めに相談して、医師のアドバイスを受ける事が大事かなと思って。
焦らずに適切な治療を見つけるってことが重要かな。
「EDは一人で悩むものではない」「自分にあった治療方法を見つける」ことが大事


― 他の方へ伝えたいメッセージがありましたら教えてください。



「EDは一人で悩むものではない」ということ、「自分にあった治療方法を見つける」ことが大事。
そうすれば改善の兆しが見えるという事を伝えたい。
― 現在、最も大切にしていることは何でしょうか?



治療を続けることが大事なのではないかと。
悩んだり辛いことがあったときは自分自身を大切に


― 未来の自分から、メッセージを伝えるとしたらどのようなメッセージを伝えたいですか?



悩んだり辛いことがあったときは自分自身を大切にして。
具体的な改善策とか、この状況を受け入れることが大事かなと思います。
Kさん、この度は貴重なお話をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。
「まさか自分が」と思いながらも、EDという問題に向き合い、治療を始めたKさん。
その決断が、今の前向きな日常につながっていることは間違いなく、同じような悩みを抱えている方々にとっても大きな希望となるでしょう。
年齢や環境の変化で誰にでも起こり得る問題だからこそ、早期に適切な治療を受けることが、心身の健康を取り戻す鍵となります。
Kさんの体験が、同じような不安を抱える方々にとって、一歩踏み出す勇気を与えるきっかけとなることを願っています。
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バイアグラ
シアリス
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※この記事は看護師資格保有者が内容を確認していますが、診断・治療行為ではありません。必要に応じて医療機関で適切な指導を受けてください。