体内時計を調整する役割をもつホルモン「メラトニン」が含まれた医薬品を実際に使用した30代前半の男性「考える人」さん(東京都)より、体験談をレポートしていただきました。
※当サイトで購入できるメラトニン配合の商品には「メロセット」「レストファイン」がございます。
体験談の要点は以下の通りです。
- 仕事のストレスや生活リズムの乱れにより、入眠困難や中途覚醒が続いていた
- 市販薬の副作用や習慣化が不安で、自然な選択肢を探していた
- アメリカ滞在中に入手したメラトニンを思い出し、使用を再開
- 穏やかで自然な眠気が得られ、無理なく入眠できた
- 翌朝のだるさや眠気がなく、日中の集中力も改善
- 常用せず「必要なときだけ使える」気軽さが心理的負担を軽減
- 効果にばらつきがあり、即効性や強い効き目を求める人には不向き
- メーカーや成分量によって体感が異なり、自分に合うものを選ぶ必要あり
- 使用時は照明を落とし、スマホなどの刺激を避けることが重要
なお、本記事の体験談内容については、医学的記述や表現に不自然な点がないか、医学誌の編集経験がある看護師が確認済みです。

看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。
それでは、次より実際の体験談レポートをご紹介いたしますが、本記事は個人の体験談であり、効果・感じ方には個人差があります。
あくまでも個人の感想ですので、効果・効能を保証するものではありません。医薬品の使用は自己責任で行い、体調変化を感じた場合は医師にご相談ください。
不眠や時差ボケ、夜勤による生活リズムの乱れなどで用いられているメラトニン
メラトニン(Melatonin)は、体内時計を調整する役割をもつホルモンで、特に「睡眠ホルモン」として知られています。
欧米ではサプリメントとして広く市販されており、不眠や時差ボケ、夜勤による生活リズムの乱れなど、睡眠に関するさまざまな悩みに対して用いられています。
日本では医薬品に分類されるため自由に購入できませんが、アメリカやカナダではドラッグストアやスーパーでも手軽に入手できるため、海外旅行や留学経験のある方の間では非常にポピュラーな存在です。
主に錠剤やガミータイプで販売されており、1mgから10mgまでさまざまな濃度が選べるのも特徴の一つです。
メラトニンは「自然な眠りに導いてくれる」「翌朝スッキリ起きられる」と評判
私がメラトニンを使おうと考えたのは、まさに「どうしても寝つけない」日々が続いたときでした。仕事のストレスや生活リズムの乱れが重なり、布団に入っても1〜2時間は眠れないことが当たり前になってしまっていました。
寝つきが悪いだけでなく、夜中に何度も目が覚めたり、明け方に目が冴えてしまってそこから眠れなかったりと、「睡眠の質」そのものがかなり落ちていたと思います。
特に困っていたのは、次の日の集中力と気力がまったく続かないことでした。
仕事中にボーッとしたり、ふとしたことでイライラしてしたりと、自分でも「このままではまずい」と危機感を覚えるようになっていました。市販の睡眠改善薬も何度か試してみましたが、翌朝のだるさや、習慣化しやすいのではという不安から、常用するには抵抗がありました。
そんなときに思い出したのが、以前アメリカ滞在中に購入していたメラトニンの存在でした。SNSや海外レビューでも「自然な眠りに導いてくれる」「翌朝スッキリ起きられる」といった声が多く、手元に残っていたボトルを再び開けることにしました。
「眠れない」という状況を確実に減らしてくれているのを実感


※購入時期等によりパッケージやシートのデザインが異なる場合がございます
私が最初に服用したのは、3mgのタブレットタイプのメラトニンでした。就寝の30分前にコップ1杯の水で飲み、そのまま部屋を暗くしてベッドに入りました。
正直なところ、あまり期待しすぎず「眠れたらラッキー」くらいの気持ちでしたが、驚いたのは“自然な眠気”の訪れです。服用から20〜30分経ったころ、「そろそろ目を閉じたいな」と思えるような、穏やかな眠気がふわっとやってきました。
薬のような強制的な眠気ではなく、心地よくまぶたが重くなっていくような感覚で、「あれ、今の感覚久しぶりだな」と思ったのを今でも覚えています。気づけばそのまま眠りに落ちていて、朝方まで一度も起きることなく、スムーズに起床できました。
1回目の使用でこのような感触が得られたのは私にとってはかなり大きな驚きでした。その後も数日にわたって使用しましたが、日によって多少のばらつきはありつつも、「眠れない」という状況を確実に減らしてくれているのを実感しました。
「そろそろ寝ようかな」と思って自然に布団に入れる感覚は、想像以上に快適
まず何より良かったのは、眠気が“自然”であるという点です。いわゆる睡眠導入剤のような「意識を失うような感じ」ではなく、「そろそろ寝ようかな」と思って自然に布団に入れる感覚は、想像以上に快適でした。
これまで「眠らなきゃいけない」というプレッシャーで逆に目が冴えてしまっていたのですが、メラトニンを服用するとそのプレッシャーがかなり和らぎました。
また、翌朝のだるさがまったくないという点もポイントが高いです。市販の睡眠改善薬や一部の抗アレルギー薬では、翌日に眠気が残ることがありましたが、メラトニンではそういった不快感を感じたことはほぼありませんでした。
さらに、メラトニンの良いところは「必要なときにだけ使える」点にもあると思います。睡眠薬のように習慣性を心配する必要が少なく、あくまで体内リズムを補助する役割なので、「今日はちょっと寝つけなさそうだな」というときにだけ使うことができます。
この“気軽さ”が、心理的ハードルの低さにもつながっていると感じました。
強い不眠症の方には向かない可能性あり
一方で、効果がマイルドな分、「即効性」を求めている人にはやや物足りなく感じるかもしれません。実際、日によっては「今日はあんまり効かなかったな」と思うこともありました。強い不眠症の方には向かない可能性もあります。
また、商品によって成分量や添加物が異なっており、メーカーによって相性に差が出ることもあると感じました。
あるとき、別メーカーの5mgのガミータイプを試したところ、翌朝やや頭が重い感じがあったため、私には3mgのタブレットの方が合っていたようです。
さらに、まれにリアルな夢を見ることがある点も、気になる人には気になるかもしれません。
深い睡眠に入れる反面、夢が鮮明すぎて眠りが浅く感じる瞬間もあったため、このあたりは好みが分かれるかと思います。
副作用はほとんど感じませんでした
私の場合、メラトニンの副作用はほとんど感じませんでした。口の渇きや頭痛、胃の不快感などはなく、眠気も翌朝には完全に抜けている感覚がありました。
ただ、ネット上では「翌朝ボーッとする」「夜中に変な夢を見た」などの報告もありましたので、最初の数回は様子を見ながら少量から試すのが安全だと思います。
また、アルコールとの併用や、服用後のスマホ閲覧は避けた方が良いという意見もあり、実際にその通りだと感じました。
私も一度、メラトニンを飲んだあとにスマホを見てしまい、目が冴えてしまったことがありましたので、使用するときは照明を暗くし、睡眠環境を整えてあげると、より効果が高まるようです。
睡眠の質が上がるだけで、こんなにも日中の気分や体調に影響するのかと、あらためて実感
使用前は、「布団に入るのが怖い」と感じてしまうほど、寝つきの悪さに悩まされていました。何度も寝返りを打ちながら時計を見てしまい、「また寝不足か…」と諦める夜も少なくありませんでした。
しかし、メラトニンを使うようになってからは、「きちんと眠れるかもしれない」という安心感が得られるようになり、精神的にもずいぶん救われました。
朝起きたときの頭の重さや、日中の集中力の欠如といった不調も軽減され、以前よりも生活リズムが安定するようになりました。睡眠の質が上がるだけで、こんなにも日中の気分や体調に影響するのかと、あらためて実感しました。
メラトニンは「自然な眠りを取り戻したい」という人には非常に相性が良い
メラトニンは、「眠れない夜にやさしく寄り添ってくれるサプリメント」という印象でした。強い効き目を求めている人には向かないかもしれませんが、「自然な眠りを取り戻したい」という人には非常に相性が良いと感じます。
また、「寝なきゃ」と自分にプレッシャーをかけがちな人にとって、メラトニンがもたらす“安心感”はとても大きな意味があると思います。今では私にとって、旅行時の時差調整や、不規則な生活になりそうなときの“お守り”のような存在になっています。
副作用が少なく、自然な形で睡眠をサポートしてくれるので、まさに“睡眠の補助輪”のような存在です。睡眠の悩みがある方は、まずは低用量から試してみると、自分に合う使い方が見つかるかもしれません。
当サイトで購入できるメラトニン配合の商品(医薬品)
※海外医薬品の個人輸入は、ご自身の責任において、ご自身の使用のために行う場合に限り認められています。輸入した医薬品を第三者へ譲渡・転売することは法律で固く禁じられています。
※この記事は看護師資格保有者が内容を確認していますが、診断・治療行為ではありません。必要に応じて医療機関で適切な指導を受けてください。
メラトニンに関連する添付文書等の参考資料
- Meloset Tablet ‐ ARISTO Pharm(PDF)
- メラトニン – eJIM|厚生労働省
- メラトベル顆粒小児用 0.2% ‐ PMDA 審査報告書(PDF)
- Melatonin ‐ drugs.com
※本ページでは日本語の公的資料(JAPIC/PMDA等)や、英語の公的資料(EMA/FDA等)を記載しています。いずれも基本的に各国規制当局等が発行する一次ソースですが、国・地域ごとに適応症・警告・禁忌・推奨用量などが異なるため、内容をよく比較のうえご判断ください。
※服用前には必ず輸入品に記載されている英文の説明も確認し、不明点は医師・薬剤師にご相談ください。