男性型脱毛症(AGA)の治療に用いられるフィナステリド(Finasteride)を有効成分とする医薬品「フィンペシア」を実際に使用した40代前半の男性「mizzie0308」さん(長野県)より、体験談をレポートしていただきました。
体験談の要点は以下の通りです。
- AGA治療薬「プロペシア」のジェネリックで、有効成分はフィナステリド1mgと同一。
- インドのCipla社製で、月1,000円以下で購入できる高コスパ。
- 内服タイプで、手軽に・周囲にバレずに続けやすい。
- 初期は抜け毛が増え不安になったが、3ヶ月後に抜け毛が減り、半年で生え際・頭頂部に変化を実感。
- 1年後には髪型の自由度も戻り、メンタル面でも前向きになった。
- 「髪を隠す生活」から「髪型を楽しむ生活」へ意識が変化。
- メリット:安価で効果が高く、続けやすい。メンタルの安心感も大きい。
- デメリット:効果が出るまで時間がかかる。個人輸入にリスクあり。
- 副作用:一時的に性欲減退を感じたが、半年後には消失。個人差あり。
なお、本記事の体験談内容については、医学的記述や表現に不自然な点がないか、医学誌の編集経験がある看護師が確認済みです。

看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。
それでは、次より実際の体験談レポートをご紹介いたしますが、本記事は個人の体験談であり、効果・感じ方には個人差があります。
あくまでも個人の感想ですので、効果・効能を保証するものではありません。医薬品の使用は自己責任で行い、体調変化を感じた場合は医師にご相談ください。
フィンペシアの何がすごいって、その価格


「フィンペシア」は、インドの大手製薬会社Cipla(シプラ)社が製造するAGA(男性型脱毛症)治療薬です。
有効成分は「フィナステリド 1mg」。これは、日本の皮膚科などで処方される有名な先発薬「プロペシア」とまったく同じ成分で、最大98%の改善率が報告されています。
何がすごいって、その価格。
プロペシアは1ヶ月あたり7,000〜10,000円ほどかかるのに対し、フィンペシアなら個人輸入で購入先や為替レートによって変動するため、月1,000円以下で購入可能な場合もあります。
さらに「内服タイプ」の薬なので、塗るミノキシジルのように見た目を気にする必要がなく、服用も手軽で続けやすい。
バレずに始められるのも大きなメリットです。
フィンペシアの基本情報
- 分類:プロペシアのジェネリック医薬品
- 効果・効能:AGAの進行遅延・改善
- 有効成分:フィナステリド(1mg)
- 対象:男性専用
- 規格:100錠/150錠から選択可能
薄毛初期の対策から、進行を抑えたい方まで。
コストを抑えて続けられる、現実的な選択肢として注目されています。
シャワー中、手に絡みつく大量の抜け毛を見て、異変を感じました
僕が本気で薄毛に向き合おうと思ったのは、30代前半のある日。仕事は忙しく、帰宅はほぼ毎日23時過ぎ。
昼は外食、夜はカップ麺かコンビニ飯、そして睡眠時間は常に不足気味……。そんな生活が当たり前になっていました。
ある日シャワー中、手に絡みつく大量の抜け毛を見て、異変を感じました。
排水口に詰まった髪の毛を見てゾッとし、鏡を覗き込んだ瞬間、「あ、明らかに生え際が後退してる」と気づいてしまったのです。いわゆるM字ハゲというやつになりそうな状態でした。
また、たまたま自身の後ろ姿を写真で見た時、明らかに頭頂部が薄くなっていると気付いてしまいました。
前髪はM字の部分で割れてしまい、頭頂部は薄く、スタイリングしてもまったくボリュームが出ない。
その日から、スマホの画面、や自宅の鏡の前で生際とにらめっこするようになり、かなり生際を気にするようになってしまいました。
シャンプー中に「抜けてないかも?」と思えたときの、あの安堵感は今でも忘れません
正直、期待半分、諦め半分でスタートしました。
それまで半年ほど、海外製の塗るミノキシジル(カークランド)を使っていたのに効果を感じられなかったからです。
でも、「今やらなきゃもう後がない」と自分に言い聞かせて、フィンペシアの内服をスタート。
最初の1〜2ヶ月は、見た目の変化はゼロ。
むしろ内服初期の段階では抜け毛が増えたようにも感じ絶望したことを覚えています。
「やっぱりダメか…」と落胆しつつも、淡々と続けていたところ――
3ヶ月目くらいからでしょうか、明らかに抜け毛が減ったと感じました。
シャンプー中に「抜けてないかも?」と思えたときの、あの安堵感は今でも忘れません。
半年経つ頃には、生え際の後退が止まり、頭頂部のふんわり感も少しずつ戻ってきました。
1年後には、「あれ?俺って薄毛で悩んでたんだっけ?」と思うくらい自然に髪が馴染んで、悩みそのものが薄れていたのです。
良かったと感じた点
コスパが圧倒的に良い
1ヶ月1,000円以下で始められるAGA治療というのは、正直衝撃でした。
これまでのように「試したいけど高くて無理……」という葛藤から解放されて、迷わず行動に移せたのが大きかったです。
何よりも、これだけの効果があってこの価格というのは、コスパ最強と言わざるを得ません。
とにかく続けやすい
塗るタイプのミノキシジルは、毎日のケアが面倒でどうしてもサボりがちになってしまいましたが、フィンペシアは飲むだけ。
朝食後や就寝前など、習慣づけさえできれば無理なく続けられます。
メンタル面での安心感
「何もしないと悪化するかも……」という不安が、服用によって一気に軽減されました。
毎日薬を飲んでいるというだけで、心が落ち着くようになり、気持ちが前向きになったのを覚えています。
人目を気にしなくていい
見た目はサプリそのもので、外出先や職場でも気兼ねなく飲めます。
「あいつ、育毛してる」なんて思われたくないという気持ちが強かった僕には、この“バレにくさ”は大きなポイントでした。
気になった点・デメリット
効果が出るまでに時間がかかる
服用を始めてすぐに効果が出るわけではないので、3ヶ月ほどは「本当に効いてるのか?」と不安になる日々が続きました。
地道な積み重ねが必要です。
個人輸入のリスク
正規品か、怪しいものではないかどうかを見極めるのが最初は不安でした。
情報収集や評判の確認が必須で、「安いから」と飛びつくのではなく、信頼できる個人輸入代行サイトを見極めるのが大切です。
飲み忘れへのプレッシャー
内服タイプは“毎日継続”が前提。
たった1日でも忘れると不安になるので、生活の中で習慣化させる仕組みが必要です。
個人差がある
ネット上の口コミを見ていても、「まったく効かなかった」という人も一定数います。
自分の体質に合うかどうかは、やはり試してみないとわからないというのが正直なところです。
副作用についての実感
ネットでよく目にする副作用の噂――「性欲が落ちた」「EDになった」など。正直、それが怖くて服用をためらった時期もありました。
実際、飲み始めて最初の数ヶ月は、なんとなく性欲が落ちたような感覚もありました。
ただ、それが薬のせいなのか、単なる仕事疲れなのかははっきりとは分からないままでした。
半年経つ頃には、そんな感覚も消えており、生活にも全く支障なし。特にパートナーとの関係にも変化はなく、「気にしすぎだったかも」とさえ思えました。
副作用の出方は人によりますし、心配な方は医師に相談するのがベストですが、僕の場合はリスクよりも効果が上回ったと実感しています。
鏡を見るのも苦ではなくなりました
服用前は、スタイリングのたびに「どうやって薄毛をごまかすか」を考える日々。
髪を立ち上げるためスプレーを多めに使ったり、トップや分け目のボリュームを誤魔化すようにジェルで固めて隠したり、目立たない分け目にしたり……。
とにかく「隠す」ことに必死でした。
それが今では、「髪型を楽しむ」方向へ意識が変わりました。髪にハリとコシが出て、ワックスで毛束をつくるようなスタイルも自然にキマる。鏡を見るのも苦ではなくなりました――そんな自分に、ちょっと自信が戻ってきたことを覚えています。
特に、頭頂部の地肌が目立たなくなったことは非常に嬉しく、大きな変化でした。
以前は後ろからの映像、写真や、人が立つことにも敏感になってしまっていました。
今はそんな不安がほとんどありません。
「何もせずに悩んでいた時間」が一番もったいなかった
フィンペシアは、即効性がある“魔法の薬”ではありません。服用を始めてもすぐに変化があるわけではないし、副作用のリスクもゼロではない。
それでも、僕にとっては薄毛に対する悩みから解放される大きな転機になりました。何より、「何もせずに悩んでいた時間」が一番もったいなかったと思います。
今この僕の体験談を読んでいるあなたが、かつての自分のように「何かしなきゃ」と思っているなら――
まずは一歩、踏み出してみてください。
フィンペシアが、あなたにとっての転機になるかもしれません。
※海外医薬品の個人輸入は、ご自身の責任において、ご自身の使用のために行う場合に限り認められています。輸入した医薬品を第三者へ譲渡・転売することは法律で固く禁じられています。
※この記事は看護師資格保有者が内容を確認していますが、診断・治療行為ではありません。必要に応じて医療機関で適切な指導を受けてください。
フィナステリドに関連する添付文書等の参考資料
※本ページでは日本語の公的資料(JAPIC/PMDA等)や、英語の公的資料(EMA/FDA等)を記載しています。いずれも基本的に各国規制当局等が発行する一次ソースですが、国・地域ごとに適応症・警告・禁忌・推奨用量などが異なるため、内容をよく比較のうえご判断ください。
※服用前には必ず輸入品に記載されている英文の説明も確認し、不明点は医師・薬剤師にご相談ください。