PMS改善のためにトリキュラーを個人輸入して3ヶ月使ってみた【看護師が確認済み】

PMS改善のためにトリキュラーを個人輸入して3ヶ月使ってみた

低用量ピル「トリキュラー」を実際に使用した40代前半の女性「みかん」さん(福岡県)より、体験談をレポートしていただきました。

体験談の要点は以下の通りです。

体験談まとめ
服用のきっかけと購入
  • 30 代後半に悪化した PMS(情緒不安定・倦怠感など)を改善したくて低用量ピルを検討し、「トリキュラー」を選択
  • 世界的な処方実績が多く “ホルモン変化が穏やか” との口コミが決め手
服用後の主な実感
  • 1 か月目から生理前のイライラ・落ち込みが大幅に軽減
  • 2〜3 か月目には倦怠感の減少・集中力向上、肌荒れや暴飲暴食も改善
  • 生理痛が軽くなり期間も5~7日→3~4日へ短縮、「使ってよかった」と実感
副作用&注意点
  • 最初の週に軽い吐き気・だるさ・胸の張りなどが出たが 2 週目以降にほぼ消失
  • ピルは毎日同時刻に服用が必須。リマインダー活用で飲み忘れ防止
  • むくみに伴う体重増加や頭痛の可能性あり。副作用が強い場合は中止を検討

なお、本記事の体験談内容については、医学的記述や表現に不自然な点がないか、医学誌の編集経験がある看護師が確認済みです。

この記事を確認した医療系国家資格を保有する専門家
Ray

看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。

それでは、次より実際の体験談レポートをご紹介いたしますが、本記事は個人の体験談であり、効果・感じ方には個人差があります。

あくまでも個人の感想ですので、効果・効能を保証するものではありません。医薬品の使用は自己責任で行い、体調変化を感じた場合は医師にご相談ください。

目次

月経前の不調に悩み続けていた日々

私は今回、ホルモンバランスの乱れによるPMS(月経前症候群)を少しでも改善したいという思いから、低用量ピル「トリキュラー」を個人輸入で購入し、3ヶ月間使ってみました。

元々私は、生理の1〜2週間前から情緒不安定・イライラ・無気力・倦怠感といった症状に悩まされていました。

特に30代後半からPMSの波が強くなり、家族や職場の人、パートナーにも当たってしまうことがあり、自分でもどうしようもない感情の揺れに疲れていました。

婦人科を受診することも考えましたが、学生の頃婦人科にかかっても処方された漢方薬では生理痛などが改善しなかったこと、また仕事で忙しく、通院のハードルも高く感じていました。

そんな時に「低用量ピルでPMSが軽くなる場合がある」という情報を目にして、いろいろと調べてみることに。

トリキュラーとの出会いと購入までの流れ

いくつかの低用量ピルの中から私が選んだのが「トリキュラー」です。

トリキュラーの錠剤を大半使用済みのシート
トリキュラーの写真(みかんさん提供)

世界中で広く使われていて、日本でも多くの婦人科で処方されていること、またホルモンの変化が比較的穏やかだという口コミが多かったことが決め手でした。

ただ、通院せずに使いたいとなると、国内での処方は難しい。

そこで個人輸入という手段を検討。信頼できそうだったので注文してみました。

⚠️専門家による補足
Ray

一度も服用したことのない薬剤は副作用発症のリスクあるいは禁忌である可能性もあるので医療機関に相談をしてから検討しましょう。

商品は注文から10日ほどで届き、包装もきちんとしていて、パッケージは英語表記ですが中身は問題なく使えそうな印象。

思っていたよりスムーズに届いて驚きました。

使用開始から1ヶ月目:副作用と最初の変化

服用は生理初日からスタート。

毎日決まった時間に1錠飲むだけなのですが、ぴったりと同じ時間に飲むのは難しいので寝る前の22時くらいに飲むように心掛けていました。

最初の1週間は、軽い吐き気・だるさ・胸の張りなど、いわゆる「ピルの副作用」とされる症状がいくつか現れました。

特に午後になると頭がぼーっとする感覚があり、最初の1週間は正直「大丈夫かな……」と不安になることもありました。

でも、2週目以降は副作用が落ち着き、3週目にはほぼ体も慣れてきたように感じました。

そして何より嬉しかったのが、次の生理前のイライラや落ち込みが格段に軽くなったことです。

「あれ、もう生理来るのに?」と自分でも驚いたほど、情緒の波が穏やかになりました。

2ヶ月目:生活の質が少しずつ上がってきた

2ヶ月目には体調も安定してきて、毎日飲むのもすっかり習慣に。

1番嬉しかったのは、PMSによる倦怠感や集中力の低下が軽減されたこと

今までは生理前になると、仕事のメールすら返すのがしんどい日があったのに、今は「普通に動ける」だけで自分に拍手を送りたくなるような感覚でした。

また、肌の調子も少しずつ安定してきました。

これまでは生理前にあごやフェイスラインにニキビが出ていたのですが、それが目に見えて減りました。

ホルモンバランスが整ってきていることを、こういうところでも実感できました。

また、生理前~生理中の暴飲暴食もおさまりました。

3ヶ月目:継続したくなる実感

3ヶ月目に入ると、「PMSってなんだったっけ?」と感じるほどに、以前のような不調を忘れて過ごせる日が増えてきました。

特に変化を実感した点は以下の通りです。

精神的な安定

イライラや不安感が減り、感情の波が小さくなった。いつも穏やかな幸福感に包まれています。

身体の軽さ

倦怠感が減り、朝の目覚めが良くなった。いつも生理後のすっきりした状態が続き、もっと前から飲みたかったなと思いました。

肌の安定

生理前の吹き出物がほぼ出なくなった。

私は肌は男性のように脂が多く硬い質感で特にヒゲが生える箇所はザラザラして角質が溜まっていましたが、ピル飲み始めてからフカフカな質感になり、肌が綺麗ですねとよく言われるようになりました。

脂も抑えられて女性らしい柔らかな肌になり毛穴も目立ちにくくなりました。

髪質の変化

ゴワゴワして硬くて多い髪質でしたが、柔らかくしっとりとした髪質へ変化しました。髪一本ずつが細くなり抜け毛が増えたような…?こちらはスカルプシャンプーに変えることで改善しました。

生理痛の軽減

痛み止めを飲まずに過ごせることが増えました。

生理もいつも5~7日くらいあって重かったですが、3~4日くらいで終了するようになりました。もちろん、むくみや食欲、体重の変化はありますが、トータルで見れば明らかに「使ってよかった」と思える変化でした。

気になった点と注意していること

飲み忘れ防止の工夫

ピルは毎日同じ時間に飲む必要があります。スマホのリマインダーなどを使って、飲み忘れを防ぐのがおすすめです。

もし飲み忘れてしまうと、不正出血になったり、避妊目的で使う場合は避妊の効果が危うくなってしまいます。

私は避妊目的じゃないので、22時くらいに飲めばいいか~と楽に構えています。

逆に飲んだのか分からなくなる

忙しい毎日を送っていると逆にピルをちゃんと飲んだのかどうか分からなくなるときはありました。

その時は飲み忘れる方が怖いので追加で1錠飲んでしまいます。

これはクチコミなどを参考に自己判断で行っていました。

⚠️専門家による補足
Ray

上記の体験談中に、ご自身の判断で服用量を調整された旨の記述がありますが、医薬品の用法・用量は決められた内容に従うのが原則です。

自己判断での変更は予期せぬ副作用や効果減弱のリスクを伴う可能性がありますので、推奨されません。ご自身の判断に迷う場合は、必ず医療機関にご相談ください。

英語表記に不安がある方は注意

説明書が英語なので、使い方や注意点が不安な方は、あらかじめ日本語で服用方法を調べておくのが安全です。

副作用が出る場合もある

私は軽かったですが、吐き気や頭痛が強く出る方もいるようなので、様子を見ながら判断した方が良いと思います。

⚠️専門家による補足
Ray

トリキュラーの副作用には下腹部痛、乳房緊満感、吐き気、嘔吐、頭痛などが報告されています。

突然の足の痛み・腫れ、手足の脱力、激しい頭痛、舌のもつれなどが見られた場合には服用を中止して、すぐに医療機関を受診しましょう。

体重の増加もある

むくみが出るからか体重の増加がありました。

一時は5kgくらい増えてしまいびっくりしました。

私はもともとやせ型の体形なのですが全体的に丸みを帯びた女性らしい体つきになります(ミロのビーナスみたいな腰つきになりました笑)

総合的な感想:自分の体と向き合うきっかけになった

避妊ではなく、PMSの改善という目的でトリキュラーを使用してみましたが、私にとっては生活を整える大きな助けになりました

精神的にも肉体的にも、あの辛い周期が和らぐことで、日々のパフォーマンスも人間関係も変わった気がします。

「個人輸入ってどうなの?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、信頼できるサイトを選び、しっかり自己管理をすれば、十分活用できる手段だと思います。

国内配送より届く日数がかかるので、ある程度まとめ買いをしておくか、余裕を持って注文することをおすすめします。

今後もこのまま様子を見ながら、心と体の変化に向き合っていきたいと思っています。

トリキュラー(21錠)

※海外医薬品の個人輸入は、ご自身の責任において、ご自身の使用のために行う場合に限り認められています。輸入した医薬品を第三者へ譲渡・転売することは法律で固く禁じられています。

※この記事は看護師資格保有者が内容を確認していますが、診断・治療行為ではありません。必要に応じて医療機関で適切な指導を受けてください。

参考資料:

※上記の参考資料は国内流通品向けの情報です。個人輸入品とは包装や成分表示が一部異なる場合があります。

※服用前には必ず輸入品に記載されている英文の説明も確認し、不明点は医師・薬剤師にご相談ください。

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