海外の医薬品「ゼニカル」「トラセミド」「ラシックス」「リベルサス」「メトホルミン」「オルリガル」などを使用して、身長156cm、53kgから11kg痩せて42kgになった20代後半の女性「K」さん(三重県)にダイエット体験をインタビューさせていただきました。
インタビューの要点は以下の通りです。
- 同級生に「太っている」と言われた衝撃、妹や友人との比較で焦りが強まった
- 自己流での減量とリバウンド、拒食や過食を経験し心身が揺れた
- 運動と食事制限を続けるも思うように痩せず模索が続いた
- 価格面の理由から個人輸入を選択し月1回ほど購入してきた
- GLP-1経口薬やメトホルミンで食欲低下を実感、脂肪吸収抑制薬は腹部のつらさもあった
- 利尿薬の乱用で低カリウムによるしびれや救急搬送を経験し、使用には注意が必要と痛感した
- 156cmで53kgから42kgに減量し、自信や服選びの楽しさが戻った
- 1日1,200kcalを目安にカロリー管理、運動は無し、むくみ対策で体重をコントロール
- 副作用に注意しつつ長期目線で継続、最終目標は40kgくらい
なお、本記事の体験談インタビュー内容については、医学的記述や表現に不自然な点がないか、医学誌の編集経験がある看護師が確認済みです。

看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。
それでは、次より実際の体験談インタビューをご紹介いたしますが、本記事は個人の体験談であり、効果・感じ方には個人差があります。
あくまでも個人の感想ですので、効果・効能を保証するものではありません。医薬品の使用は自己責任で行い、体調変化を感じた場合は医師にご相談ください。
同級生の男の子に「太っている」って言われたのがだいぶショックで
体型や体重の悩みを抱えるようになった一番最初のきっかけは、同級生の男の子に「太っている」って言われたことです。だいぶショックで、そこからダイエットを始めたって感じですね。
妹も痩せてたんで、妹と比べてしまったり、友達と比べてしまったりすることで、「ダイエット」「カロリーと体重」が常に頭の中にあって、ずっとダイエットしてるって感じになりました。
自己流のダイエットで一旦痩せたんですけど、過食症みたいになっちゃって、またリバウンドしました。過食症が止められなかったのも辛かったです。
あと、ちょっとセンシティブな話になってしまうんですけど、小学校ぐらいの時に拒食症になってしまって。そこから拒食症自体は治ったんですけど、やっぱりダイエットは心の中にずっとある状態って感じですね。
最初は運動も一応してました。運動と食事制限。
でも全然痩せなかったんで、下剤とかに頼るようになってしまったのですが、それでもなかなか痩せなかったんで、海外の薬に頼るようになりました。
やっぱり個人輸入の方が断然安く薬を購入できます
過去最大の体重までいってしまったときに「ちょっとやばい」ってなって、もう薬に頼ろうと思って調べたら、海外の医薬品を個人輸入するサイトが出てきて、お薬を使ったダイエットに踏み出しました。
薬はインターネットで検索してサイトから購入しました。
メディカルダイエットのサイトに比べると、やっぱり個人輸入の方が断然安く薬を購入できます。
購入頻度は月に1回ぐらいです。
身長が156cmなのですが、以前は体重が53kgぐらいあったのが今は42kgに


これまで様々な海外医薬品を使用し、身長が156cmなのですが、以前は体重が53kgぐらいあったのが今は42kgになりました。
10キロ以上痩せることに成功しました。
体重が減ると体調的にはちょっと、疲れやすくなった感じはありますが、やっぱり自分に自信が持てるようになったことが一番良かったです。
自分の着たい服が着れるようになったのと、ビキニが着れるようになったのが嬉しいですね。
今は「ゼニカル」「トラセミド」「ラシックス」を使用
現在(使用中の薬)は「ゼニカル」「トラセミド」「ラシックス」を使用していて、過去には「リベルサス」「メトホルミン」「オルリガル」も使ってました。
あとは、メディカルダイエットで「GLP-1」の注射をやっていたこともありますね。



ラシックスとトラセミドはどちらもループ利尿薬という種類の薬剤です。
併用することに問題はありませんが、どちらの薬剤も添付文書に記載されている通りの量で服用すると、過量投与となり、血圧低下や心電図異常を引き起こします。
また、もともと心臓が悪い方が、ラシックスとトラセミドを過量に服用すると心疾患の悪化及び予後不良となることがあるため、心臓や血圧に気になる症状が出た場合にはどちらかの服用を一旦ストップしましょう。
参考:
・ループ利尿剤 トラセミド錠「ルプラック錠」|一般財団法人 日本医薬情報センター(JAPIC)PDF
・医療用医薬品 : ラシックス|KEGG:Kyoto Encyclopedia of Genes and Genomes
・ループ利尿薬 – 心不全における利尿薬の最近の話題|J-STAGE(PDF)
「リベルサス」「メトホルミン」「オルリガル」を今使っていないのは、食欲がそこまで爆発することが少なくなってきて、使っているうちに抑えられるようになったというか、そんな感じです。
海外のダイエット医薬品を使ってみた感想
「リベルサス」「メトホルミン」はやっぱり食欲が減ります
「リベルサス」「メトホルミン」はやっぱり食欲が減ります。
「メトホルミン」はちょっと効果が薄かったかなって感じで、「リベルサス」の方が効果が高かったように感じます。
※Kさんによるリベルサスの体験談レポートもございますので、あわせてご覧ください。


「ゼニカル」は(便が)出る時に出すぎてしまうため、お腹がすごく痛くなります


「ゼニカル」は便で摂取した油を吸収させずに排出するお薬なんですけども、出る時に出すぎてしまうため、お腹がすごく痛くなります。
※Kさんによるゼニカルの体験談レポートもございますので、あわせてご覧ください。


「ラシックス」はカリウムが少なくなり手が痺れることがあるが、「トラセミド」はカリウムを保持してくれるので痺れは出ません


「ラシックス」はこれもおしっこが結構出てしまうので、カリウムが少なくなってしまうんですよね。カリウムが少なくなると、ちょっと手が痺れることとかがあります。
手が開かなくなるんですよ、痺れて。それはちょっと注意が必要ですね。
もう6年ぐらい使っていますが、乱用しちゃってた時期があったんで、「ラシックス」を乱用してカリウムが下がりまくってしまって、救急車で運ばれたことがありますね。


「トラセミド」はカリウムを保持しながらおしっこを出してくれるので、しびれとかが出ません。
「トラセミド」を飲むと、1日で(水分が)1~2kg減るので、個人的には効果を実感できました。
使ったら結構な効果があったので、継続して使用していますが、まだ体型も含めて気になる部分はあります。
※Kさんによるラシックスとトラセミド(トラセミドは成分名。Kさんが購入された商品は「トルセ」)の体験談レポートもございますので、あわせてご覧ください。




むくみ対策をすると体重自体は減るよねっていうことで、一番やめれない
「ラシックス」と「トラセミド」は利尿薬で、むくみが取れることで体重は減りますが、脂肪が減ったわけではありません。
ただ、体重自体は減るよねっていうことで、一番やめれないですね、これが。
というのは、全身が結構むくむんですよね、私の場合。指輪がきつくなるのが気持ち悪い。
「顔が丸い」って元彼に言われていたのも嫌だったので、顔がむくんでいるのも嫌なので、それ以外でも体重に変化がガクッと出るじゃないですか、それでやめられないですね。
むくみの部分って、やっぱり差が分かりやすいというか、めちゃめちゃ違います。
食事はカロリー制限を徹底しています
現在最も大切にしていることは「カロリーとむくみ」ですね。
私はカロリーが一番だと思います。食事はカロリー制限を徹底していて、お酒を含めて1日に1,200kcal以内にしてます。絶対1,300kcalを超えないように毎日しています。
でも食べる時は、外食とかになったら食べるようにはしてます。
ストレスが溜まると逆に太るかなと思うので、発散する時は発散するという形でやってます。



ストレスが溜まるとストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが分泌されます。
コルチゾールは食欲を抑制する神経伝達物質「セロトニン」の分泌を抑制するため、過食につながります。
そのため、ストレスをためないようにコントロールすることはダイエットをする上で効果的です。
参考:
・食に走る人は要注意!「ストレス」と「肥満」の関係|首都圏デジタル産業健康保険組合
自分のアンダーカロリー以下にしたら、もう絶対痩せるというのは、なんか確証されてるらしいので、それを私は信じてやっていますね。
あとはむくみで、1~2kg減ったりしてるので、旦那も利尿薬を使ってます。
運動はすごく苦手なのでまったくしていません。
医薬品は副作用があるので乱用に注意して、長い目で見てダイエットしてほしい
他の人へ伝えたいのは、個人輸入するのいいと思うんですけど、乱用はあんまりしすぎないようにしてほしいです。
やっぱり副作用があるので、ラシックスの場合は結構手が痺れて動かないということもあるので、適度に使ってもらって、長い目で見てダイエットしてほしいです。



ラシックスは副作用で電解質異常が起こると手が痺れることがあります。
症状が強く出て日常生活に支障が出る場合にはいったん服用を中止して様子を見ましょう。
参考:
・ラシックス錠 – 患者向医薬品ガイド|日医工株式会社(PDF)
私も長い目で見てダイエットしました。
また、「痩せたね」とか言われるとめっちゃ嬉しいんで、「褒めてくれた人ありがとうございます」って感謝です。
あとは、やっぱり痩せてる方がいいのでダイエットする前には戻りたくないですね。
これからやっぱりもうちょっと痩せたいなって思います。あと2kgぐらい。
目標体重は40kgぐらいです。「マンジャロ」とか「スルリム」が今気になっているんですけど、ちょっとお金が足りないので、お金があったらやりたいですね。
関連商品
ゼニカル
当サイトで購入できる、ラシックスより利尿効果が安定して出やすいのが特長のトラセミドが配合された医薬品
リベルサス
※海外医薬品の個人輸入は、ご自身の責任において、ご自身の使用のために行う場合に限り認められています。輸入した医薬品を第三者へ譲渡・転売することは法律で固く禁じられています。
※この記事は看護師資格保有者が内容を確認していますが、診断・治療行為ではありません。必要に応じて医療機関で適切な指導を受けてください。
添付文書等の参考資料
ゼニカルに関連する添付文書等の参考資料
- オーリスタットを含有する海外市販薬に関する審議結果報告書(医薬品再評価) – PMDA(PDF)
- Xenical (orlistat) Capsules, Prescribing Information – FDA(PDF)
- Xenical 120 mg hard capsules: Summary of Product Characteristics – EMA(PDF)
- Xenical Product Monograph – Health Canada(PDF)
トラセミドに関連する添付文書等の参考資料
- ルプラック錠4mg/錠8㎎ – JAPIC(PDF)
- トラセミドOD錠4㎎「TE」/錠8㎎「TE」 – PMDA(PDF)
- Demadex (torsemide) Tablets Prescribing Information – FDA(PDF)
- SOAANZ (torsemide) Full Prescribing Information – FDA(PDF)