アラフォーの私がフォシーガで“太りにくい体”と“若返り”を実感した3ヶ月間【看護師が確認済み】

アラフォーの私がフォシーガで“太りにくい体”と“若返り”を実感した3ヶ月間【看護師が確認済み】

糖尿病治療薬でSGLT2阻害薬の先発薬「フォシーガ」を実際に使用した40代前半の女性「みかん」さん(福岡県)より、体験談をレポートしていただきました。

体験談の要点は以下の通りです。

体験談まとめ
服用のきっかけと購入
  • 30代後半で5年間に5kg増え、代謝低下と「増えた体重が戻らない」悩みから、SGLT2阻害薬「フォシーガ」に着目し服用を決意
  • 個人輸入サイトで購入。1日1錠を朝食後に服用し、500ml程度の水を目安にこまめな水分補給を実践
服用後の主な実感
  • 1ヶ月目:排尿回数が増え、余分な糖を排出している感覚。体重-0.9kgで食べ過ぎ後も戻りやすくなり安心感を得る
  • 2ヶ月目:脚のむくみが取れてシルエット改善。食後の眠気が減り集中力向上。体重-1.8kg
  • 3ヶ月目:朝の顔のむくみ消失・肌トーン向上・夕方の疲労感軽減。総減量-2.8kgで「無理なく若返る静かな変化」を実感
副作用&注意点
  • 尿糖増加に伴う膀胱炎・腎盂腎炎リスクがあるため、こまめな水分補給と排尿我慢しない習慣を徹底し、発熱・腰痛・排尿痛があれば即受診
  • 陰部を清潔に保つことが特に女性では重要。空腹時服用では一時的に気分不良を感じる場合もあり、体質改善目的で無理な減量は避ける

なお、本記事の体験談内容については、医学的記述や表現に不自然な点がないか、医学誌の編集経験がある看護師が確認済みです。

この記事を確認した医療系国家資格を保有する専門家
Ray

看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。

それでは、次より実際の体験談レポートをご紹介いたしますが、本記事は個人の体験談であり、効果・感じ方には個人差があります。

あくまでも個人の感想ですので、効果・効能を保証するものではありません。医薬品の使用は自己責任で行い、体調変化を感じた場合は医師にご相談ください。

目次

30代後半、じわりと増えた体重

「気づいたら太っていた」

これは年齢のせいだけではなく、ホルモンバランスや代謝の変化、生活スタイルの影響が複雑に絡み合っていると思います。

私自身、30代後半から体重がじわじわ増加し始め、気づけば5年で5kg増

⚠️専門家による補足
Ray

1ヶ月で2Kg以上の体重増加が見られる場合には、病気の可能性もあるため医療機関へ相談しましょう。

食べる量はそれほど増えていないし、むしろ控えめにしているのに体重が落ちない。

しかも、外食1回で体重が増えたと思ったら、そこから全然戻らない。

運動しても変化が乏しい……。

そんな中で、ネットで見かけたのがフォシーガ(forxiga)という薬でした。

フォシーガとは?ダイエット目的での使用が増えている理由

フォシーガ(有効成分名:ダパグリフロジン)は、もともと2型糖尿病の治療薬として使用されているSGLT2阻害薬です。

血糖の一部を尿から排出する作用があり、それによって血糖値のコントロールとともに、体重や内臓脂肪の減少効果も報告されています。

糖尿病ではない人が「体質改善」や「インスリン抵抗性の改善」、「ダイエットサポート」として使用する例も増えていて、私も調べる中で「これはもしかしたら私に合うかも?」と感じ、試してみることにしました。

購入先と使用方法について

購入は、いつも使っている個人輸入代行サービスです。

今回購入したのは、フォシーガ 10mg。

フォシーガ(forxiga)を全て使用したシート(表面)
フォシーガの写真(みかんさん提供)

1日1錠を使用します。

価格はやや高めでしたが、食事制限やエステにお金を使うことを考えれば、コスパは悪くないと感じました。

使用方法はシンプルで、朝食後に1錠服用、水分を多めに摂ることが推奨されています。

私は食後に必ず常温の水を500ml飲むようにして、なるべく脱水にならないよう注意しながら使い始めました。

1ヶ月目:トイレが増えた!でも安心感もあった

飲み始めて最初に感じた変化は、とにかく尿量が増えたこと

飲み始めた当日からトイレの回数が明らかに多くなり、体が「何かを外に出している」感じがありました。

この作用は、まさにフォシーガのポイントである「糖を尿から排出してくれる」効果の現れ。

最初は戸惑いましたが、「体にたまっていた余分な糖を外に出してくれているんだ」と思えば、むしろ安心材料でした。

副作用としては、人によっては膀胱炎になりやすくなると言われていたので、常に水分を意識して摂り、トイレを我慢しないように注意しました。

私の場合は、特に体調を崩すこともなく、スムーズに服用できています。

体重の変化は1ヶ月目で-0.9kgとわずかですが、「食べ過ぎた日の翌日も体重が戻る」という感覚がありました。

以前は増えたら増えっぱなしだったのに、これは確かな変化でした。

2ヶ月目:体型にも小さな変化が

2ヶ月目になると、体のむくみが取れて下半身がすっきりしてきた印象を持つようになりました。

特にふくらはぎや太ももが軽くなり、以前より脚のラインがきれいに見える日が増えたんです。

さらに、食後のだるさが減ったのも大きな変化でした。

以前は糖質を摂ると強い眠気が出て、午後が全然集中できなかったのですが、それがほとんどなくなったんです。

血糖値の乱高下が抑えられているのかなと、実感をもって思える変化でした。

体重はこの時点で-1.8kg。数値は緩やかでも、「無理してないのに落ちてる」ことが嬉しかったです。

3ヶ月目:肌や体の“若返り”まで実感できた

3ヶ月目に入って感じたのは、体重の変化以上に「肌や体全体の若返り感」でした。

まず、朝の顔のむくみがなくなり、目元がはっきりしてきた印象があります。

そして、肌のトーンが均一になってきたというか、顔色が明るくなってきたことに気づきました。

これはメイクのノリでも実感していて、ファンデーションの量が減りました。

また、体の動きが軽くなり、夕方の疲労感も以前より軽減しました。

調べてみると、フォシーガをはじめとするSGLT2阻害薬には炎症を抑える作用や、細胞の酸化ストレスを軽減する効果があるとされており、老化を遅らせる働きも期待されているとのこと。

こうしたメカニズムが、肌や体の変化に表れていたのかもしれません。

体重は最終的に-2.8kg。3ヶ月間、特別な食事制限や激しい運動はしていません。体重が安定していることそのものがストレスの軽減になったのは間違いありません。

良かった点・注意点まとめ

良かったこと

  • 食べ過ぎても体重が増えにくくなった
  • トイレが増えるが、むくみも取れる
  • 食欲が落ち着き、間食が減った
  • 肌が明るくなり、疲労感が減った
  • 体が軽くなり、朝のだるさも減った

注意したこと

  • 水分はしっかり摂る(脱水・膀胱炎予防)
  • 空腹時に飲むと一時的に気分が悪くなることがある
  • 無理に体重を落とそうとせず、“体質改善”として捉える

フォシーガ服用時の注意点:腎盂腎炎など感染症リスクにも気をつけて

フォシーガを使っていて意外だったのが、泌尿器系の感染リスクがあるという点です。

実は私自身、服用からしばらくして腎盂腎炎(じんうじんえん)になってしまいました。

直接的な因果関係があるかどうかは明言できませんが、フォシーガの副作用として「尿中に糖が排出されることによる菌の増殖」が起こりやすくなるため、膀胱炎や腎盂腎炎といった感染症に注意が必要だと強く感じました。

その経験をふまえて、今後フォシーガを服用する方に向けて、以下の点を特に注意していただきたいです。

トイレは我慢しない

尿を長時間膀胱にためないことで、細菌の増殖を防ぎます。

陰部の清潔を保つ(特に女性は要注意)

尿糖が増えると雑菌の栄養源になりやすくなります。

発熱や腰痛、排尿時の痛み・違和感があるときはすぐに受診

腎盂腎炎の初期症状です。放置せず、早めの対応が大切です。

私は腎盂腎炎を機に、「ダイエット効果ばかりに気を取られていたな」と反省しました。フォシーガはうまく使えば非常に心強い味方になりますが、使う側の体調管理や衛生意識も同じくらい大切だと実感しました。

総合評価:無理なく「太りにくい体」と「老けにくい体」へ

フォシーガは、急激に痩せる薬ではありません。

でも、「年齢とともに代謝が落ちてきた」「昔みたいに戻せない」と悩む私のような人にとって、無理なく体を整えていける“静かな変化”をもたらしてくれる薬だと感じました。

そして、痩せやすい体だけでなく、“若さ”を保つ体内環境をつくってくれる。それが何よりの収穫だったと思います。

今後も体調を見ながら、フォシーガを生活の一部として上手に取り入れていきたいと思っています。

フォシーガ 10mg(14錠)

※海外医薬品の個人輸入は、ご自身の責任において、ご自身の使用のために行う場合に限り認められています。輸入した医薬品を第三者へ譲渡・転売することは法律で固く禁じられています。

※この記事は看護師資格保有者が内容を確認していますが、診断・治療行為ではありません。必要に応じて医療機関で適切な指導を受けてください。

参考資料:

※本ページでは日本語の公的資料(JAPIC/PMDA)と、英語の公的資料(EMA・FDA)を併記しています。いずれも各国規制当局が発行する一次ソースですが、国・地域ごとに適応症・警告・禁忌・推奨用量などが異なるため、内容をよく比較のうえご判断ください。

※服用前には必ず輸入品に記載されている英文の説明も確認し、不明点は医師・薬剤師にご相談ください。

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この記事を書いた人

メドノアブログ編集部が監修・執筆。
適宜、医療系国家資格を保有する専門家(看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当)が、医学的記述や表現に不自然な点がないか確認をしています。
確認済みの記事には、その旨記載しております。

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