日常生活のふと気になった悩みや困りごとって、その場限りになっていませんか?
フジテレビ系「凍った悩みを60秒で瞬間回答!グルメ&家事のお悩み一挙解決!」では、料理や暮らしに関する悩みをなんと“60秒で瞬間回答”していきます。
2025/9/4に放送されたゴールデン第2弾では最初にイチオシの「簡単ダイエット習慣!」と「1日でやれるダイエットの最強ルーティーン!」が紹介されました。この2つを深掘りしていきます。
「簡単ダイエット習慣!」と「1日でやれるダイエットの最強ルーティーン!」の要点は以下の通りです。
- 食事前に「コーヒーと緑茶を1:1」で飲むことで、脂肪燃焼や血糖値コントロールに効果
- コーヒーのクロロゲン酸と緑茶のカテキンが組み合わさり、痩身+健康効果が期待できる
- 運動や食事制限が苦手な人でも取り入れやすく、小さな習慣から長期的な成果へつながる
- 朝は「冷やご飯」で血糖値上昇を抑え、午前中は「座りながらの貧乏ゆすり」で代謝を高める
- 昼に「レモン水うがい」で食欲抑制、午後は「リップクリームで間食防止」
- 夜は「長い箸&小皿で食べすぎ防止」→「輪ゴム刺激で代謝UP」→「寝る前のはちみつで睡眠改善・脂肪燃焼」
- 特別な器具や高額サプリ不要、日常の小さな工夫で続けやすい
- 「無理をせず自分に合った形」で続ける柔軟さがリバウンド防止につながる
- 「今日できる一歩」を積み重ねることで、数ヶ月後・数年後に自然と痩せやすい体質に変わる
本記事では、「凍った悩みを60秒で瞬間回答!グルメ&家事のお悩み一挙解決!」を視聴した、以下の専門家による番組視聴レポートをお届けします。

歯科衛生士資格を有し、歯科衛生士として歯科医院で従事。その後、エステティシャンとして独立、美容サロンを経営しております。
また、本記事の内容については、医学的記述や表現に不自然な点がないか、医学誌の編集経験がある看護師が確認済みです。



看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。
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今まで食事や日常生活のあるあるな悩みの裏技が続いていた番組に「ダイエットしたいのになかなか長続きしない」という”凍った悩み”が!
ここで登場した”60秒の瞬間回答”はコーヒーに何かをプラスして飲むだけでダイエットにつながるというもの!
これは肥満治療の専門の工藤孝文医師が考案したものだそう。
工藤医師はこれまで数多くのダイエット関連書籍を執筆し、全国放送の情報番組にもたびたび出演、さらに、自身も92kgから67kgまでの減量に成功したという実績があります。
医師としての知識と、体験者としての説得力を兼ね備えているため、彼の提案する方法は説得力が抜群!
工藤医師が勧める習慣が、「コーヒーと緑茶を1:1で混ぜて飲む」!
名前を聞くだけだと味はどうなんだろうと思うかもしれませんが、実はそのシンプルさこそが続けやすさの秘密です。
方法はとても簡単。食事の15分前にコーヒーと緑茶を1:1で混ぜた緑茶コーヒーを飲むだけ!
実際に工藤医師自身も、忙しい診療の合間にコーヒー+緑茶を取り入れ、少しずつ習慣化していったそうです。
その積み重ねが、25kgもの減量成功へとつながりました。
難しい運動器具も高価なサプリも必要ありません。「飲み物を工夫する」だけの簡単な一歩が、ダイエットを継続させる強力な武器になるのです。
痩せるだけじゃない!ダイエット効果と健康効果の関係
番組内では、コーヒーに含まれるクロロゲン酸にダイエット効果があるのですが、カフェインが食後の血糖値を上げることで、脂肪を蓄えやすくなったり、空腹が感じやすくなったり、脂肪の分解が抑制されやすくなってしまうと説明されました。



カフェインは食後に分泌されるインスリンの作用を一時的に減弱させることが分かっています。
ただし、クロロゲン酸が血糖上昇を抑制するGLP-1の血中濃度を増価させるため、長期的に見ると糖尿病の予防効果が期待できます。
参考:
コーヒーと糖尿病の疫学 – 厚生労働科学研究成果データベース|厚生労働省(PDF)
しかし、そこに緑茶を加えることで緑茶の成分のカテキンが血糖値の上昇を抑えてくれる作用が働くとのこと!
コーヒーと緑茶を混ぜてもいいし、それぞれを同量飲んでも同じ効果があるそうです。
また、「ダイエット=体重を減らすこと」と考えがちですが、「痩せること以上に健康を整えること」がダイエットでは何よりも大切です。
実際、この“コーヒー+緑茶”習慣には、美容や健康にうれしい効果が数多くあります。コーヒーに含まれるクロロゲン酸は強力な抗酸化作用を持ち、動脈硬化や糖尿病の予防にもつながるといわれています。
一方、緑茶のカテキンは脂肪燃焼作用に加え、血中コレステロールを下げたり、免疫力を高めたりする効果が期待されます。
つまり、このダイエットは「ただ痩せる」ためのものではなく、「健康的に痩せる」ためのアプローチ。美容やアンチエイジング効果も期待できるため、長い目で見て生活習慣を整えたい人にぴったりなのです。
どんな人に向いてる?“コーヒー+◯◯”ダイエットのポイント
この方法は「運動が苦手な人」「食事制限が苦手な人」「忙しくて時間が取れない人」に向いているようです。飲み物を変えるだけなので、ストレスなく続けやすいのが魅力です。
工藤医師も、診療や執筆活動で多忙な生活を送りながら、この習慣を続けていました。結果として、92kgあった体重を67kgまで落とすことに成功し、しかもリバウンドせずに維持している点が注目されます。
まずは「1日1杯」からでも構いません。大切なのは、小さな一歩を踏み出すこと。その積み重ねが、数ヶ月後、数年後の大きな変化へとつながります。
ただし注意点もあります。カフェインに弱い人や、胃腸が敏感な人は飲む量やタイミングを工夫する必要があります。
ポイントは「無理をせず自分に合った形で取り入れること」。
その柔軟さが、このダイエットを長続きさせる秘訣です。「明日の自分」を変えるために、まずはこの身近な一杯から始めてみませんか?
これで最強!1日でやれるダイエットルーティーンを一挙紹介!
簡単ダイエットに続いて紹介されたのは「1日でやれる最強ルーティーン」。
ダイエットと聞くと、「食事制限が大変そう…」「ジムに行かないとダメ?」と構えてしまう方も多いと思います。
でも毎日の生活リズムに“ちょっとした工夫”を加えるだけで、無理なく痩せやすい体質に近づけるとのことでした。
1日の流れでつくる!最強ダイエットルーティーン
成功するダイエットの秘訣は「継続」。
そして継続するためのコツは“無理なく習慣に組み込むこと”です。
今回紹介されたルーティーンは、どれも科学的な根拠や経験談に裏付けされた方法です。
しかも、特別な準備もいりません。毎日の流れにスッと溶け込むから、気づいたときにはダイエット習慣が身についているはず!
まずは1日の流れを確認しましょう!
1日でやれる最強ルーティーン
時間 | ルーティーン |
---|---|
午前8時 | ご飯を冷やご飯に変える! |
午前10時 | 仕事中に座りながら貧乏ゆすり |
お昼12時 | 昼食前にレモン水うがい |
午後3時 | リップクリームで間食を抑える |
午後7時 | 夕食には長い箸&小皿 |
午後9時 | 夕食後に輪ゴムで5分ダイエット |
午後11時 | 寝る前にはちみつをスプーン1杯 |
【午前8時】冷やご飯で血糖値コントロール
朝ごはん、いつも通りの温かいご飯を食べていませんか?実は“冷やご飯”にするだけでダイエット効果が期待できるんです。
ご飯を一度炊いて冷やすと「レジスタントスターチ」という成分が増えます。
これは難消化性で、食物繊維のような働きをしてくれるんです。血糖値の上昇をゆるやかにし、脂肪をため込みにくい体にしてくれます。
冷蔵庫で一晩置いたご飯をレンジで軽く温め直すと、炊き立てご飯よりはレジスタントスターチは多いけど少し勿体無いことになります。
そこでおすすめなのがお茶漬け!温かい汁物をかけることは特に問題ないそうです。朝ごはんにぴったりのメニューですね!
小さな工夫ですが、これが積み重なると大きな差になりますよ。



レジスタントスターチは別名「難消化性でんぷん」とも呼ばれ、小腸では吸収されずに大腸まで届くことから便秘改善効果も期待できます。
参考:
冷やご飯はダイエットの味方!?秘密は大腸まで届く「レジスタントスターチ」- 腸活ナビ|大正製薬株式会社
【午前10時】座ったままOK!“ながら貧乏ゆすり”
「朝から座りっぱなしで運動不足が気になる…」そんなときにおすすめなのが“貧乏ゆすり”。
実は、医学的には「ジグリング」と呼ばれる立派な運動なんです。
小刻みに脚を動かすだけで血流が良くなり、カロリー消費量も少しずつ増えます。なんと、安静時よりも消費カロリーが約54%アップするそうです!
とくにデスクワークが多い人は、座りっぱなしで代謝が落ちやすいので、こうした小さな動きがとても大事。
さらに、貧乏ゆすりは、
- 下半身のむくみ解消&引き締め
- 脂肪の燃焼
- 基礎代謝アップ
- ぽっこりお腹の引き締め
などの効果も!
地味ですが、続けるとじわじわ効いてくる習慣です!
【お昼12時】食前レモン水うがいで食欲リセット
お昼ご飯の前に試してほしいのが「レモン水でうがい」。
この習慣のポイントは「苦味」です!
人間の味覚は、脂っこい食事や味の濃い食事を食べ続けると味覚が鈍感になり、満足感が得られなくなります。番組では『デブ味覚』と言われていて、食べ過ぎの原因になります。
レモン水うがいは苦味を感じる働きが回復し、自然と食欲が抑制されます。
紹介してくれた宮本医師は3ヶ月でマイナス11kgのダイエットに成功していました!
レモン水うがいはコップ一杯の水にレモン果汁大さじ1、食事5分前に30秒間のうがいを3回行うだけ!



レモン水でのうがいは甘味や酸味、鴛塩味の感じ方を変えないまま、苦みを感じる味覚の閾値のみを低下させ、味覚の回復を促します。
ただし、濃度が重要でレモン水のレモンの濃度を5%程度にしないと効果が得られません。
参考:
レモン水洗口が唾液分泌及び味覚閾値に及ぼす影響 – J-STAGE |国立研究開発法人 科学技術振興機構(PDF)
小さな習慣で午後の集中力まで変わってきますよ。
お口の中がかなり酸性になるので、食後の歯磨きは忘れないでくださいね!
【午後3時】リップクリームで間食ストップ!
午後3時、仕事や勉強の合間に「甘いものが食べたい!」と手が伸びてしまう時間です。
そんなときに便利なのが、なんとリップクリーム!
メンソール入りのリップクリームを「眉間」と「鼻の下(人中)」に塗るんですって!
眉間と鼻の下には満腹中枢を刺激するツボがあるので、スーッとするメンソール入りのリップクリームで刺激を与えると食欲を抑制されるそう。
間食が減ればカロリーカットにつながり、血糖値の乱高下も防げます。
「食べちゃダメ!」と我慢するよりも、自然に欲求をそらす工夫のほうがずっと続けやすいんです。
【午後7時】長い箸&小皿で自然に食べすぎ防止
夕食は1日の中でもっとも誘惑が多い時間。ここで食べすぎると太る原因になってしまいます。そこで試したいのが「長い箸」と「小皿」のダブル使いです。
長い箸は食べにくいので食事のスピードがゆっくりになり、一口の量を自然に減らしてくれます。
さらに小皿を使えば盛り付けの量もコントロールしやすく、食べすぎを防げます。心理的にもお皿いっぱいの料理を食べられたという満足感があります。
無理なく摂取カロリーを抑えられる、目からウロコの方法です。
【午後9時】輪ゴム5分で手軽に代謝アップ!
「ご飯のあとにちょっと動きたいけど、運動する気力がない…」という方にぴったりなのが輪ゴムを使ったダイエット習慣!
輪ゴムを両耳にかける&足の親指からかかとにかけるだけ!
輪ゴムの弱い刺激で筋肉が適度に緩み代謝がアップするとのこと!
器具をわざわざ買う必要もなく、輪ゴム1本でできる気軽さがポイント。テレビを見ながらでもできるので、習慣化しやすいのが魅力です。
スタジオ内でも元NMB48の渋谷凪咲ちゃんやJO1のメンバーなど比較的若手のタレントさんが実践されているそうで、メイク室でメイク前に顔のむくみを取るために行っているのだとか!
これはすぐにでも輪ゴムを巻いておきたいですよね!
【午後11時】寝る前のはちみつ1杯で代謝アップ
1日の締めくくりにおすすめなのが、寝る前の「はちみつスプーン1杯」。自然の甘みが脳への優しいエネルギー源になり、深い睡眠の効果があるそう!
質の良い睡眠は、成長ホルモンの分泌を促し、脂肪燃焼・代謝アップにつながります。
さらに翌朝の目覚めもすっきりし、疲労回復効果も期待できます。
砂糖よりも栄養価が高く、ビタミンやミネラルも含まれるはちみつは、美容や健康の面でも優秀。寝てる間に“痩せ体質”を作るサポートをしてくれる、心強い味方です。
まとめ
ここまで紹介した「コーヒー+緑茶ダイエット」や、「1日最強ダイエットルーティーン」は、どれも特別な努力や我慢を必要としません。
コーヒー、緑茶、冷やご飯、貧乏ゆすり、リップクリーム、輪ゴム、はちみつ…。どれも生活の中に簡単に取り入れられる工夫ばかりです。
ダイエットで一番大切であり、ダイエットの最強な方法は「習慣化」!
今日1日で結果が出るわけではありませんが、毎日の積み重ねは必ず体に表れます。
「これならできそう」と思えるものから、まずひとつ取り入れてみましょう。数ヶ月後には、自然と痩せやすい体質に変わっているはずですよ!
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