有効成分ハイドロキノンを配合し、メラニン生成を抑制することでシミ・そばかす・色素沈着を薄くし、透明感のある肌へ導く外用タイプの美白クリーム「ビハクエン ハイドロキノン 4%(BIHAKUEN HYDROQUINONE 4%)」を実際に使用した40代前半の女性「みかん」さん(福岡県)より、体験談をレポートしていただきました。
当サイトでは「ビハクエン ハイドロキノン」のお取り扱いはございませんが、ビハクエンと同様にハイドロキノンが4%配合されている「メラライトフォルテクリーム」のお取り扱いがございます。
さて、体験談の要点は以下の通りです。
- 40代になり、頬骨やこめかみのシミが濃くなり、美白化粧品では効果を感じられなかった
- 医療現場でも使われる成分「ビハクエン ハイドロキノン」を口コミをきっかけに使用開始
- 「根本的にシミを薄くしたい」という強い動機から、半信半疑で使用を開始した
- 使用2〜3週間でシミの輪郭がぼやけ、1か月後には明るさを実感、3か月で約50%薄くなった
- 部分使用で顔全体が明るく見えるなど、トーンアップ効果を感じた
- 高濃度ながら扱いやすく、医療レベルのケアを自宅で続けられる利便性が高い
- 紫外線対策が必須で、日中のUVケア・夜のみ使用などのルールを守る必要がある
- 刺激や赤みなどの副作用リスクがあり、使用量・頻度の調整が重要
- 即効性と引き換えに扱いに注意が必要だが、「部分的な濃いシミを薄くしたい人」には非常に効果的で、自己肯定感の向上にもつながる
なお、本記事の体験談内容については、医学的記述や表現に不自然な点がないか、医学誌の編集経験がある看護師が確認済みです。
Ray看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。
それでは、次より実際の体験談レポートをご紹介いたしますが、本記事は個人の体験談であり、効果・感じ方には個人差があります。
あくまでも個人の感想ですので、効果・効能を保証するものではありません。医薬品の使用は自己責任で行い、体調変化を感じた場合は医師にご相談ください。
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くっきりと色が濃くなるため、ファンデーションやコンシーラーで必死に隠す毎日
私は40代に入り、頬骨のあたりやこめかみ周辺に目立つシミが増えてきました。
特に紫外線を多く浴びる夏以降は、くっきりと色が濃くなるため、ファンデーションやコンシーラーで必死に隠す毎日でした。
美白美容液やビタミンC誘導体、トラネキサム酸配合の化粧品も試しましたが、目立った変化はなく、「根本的にシミを薄くできる方法」を探していました。そんなときに知ったのが、ハイドロキノンです。
BIHAKUENシリーズは、日本国内では入手が難しい高濃度(4%)ハイドロキノンクリームで、医療現場でもシミ治療に使われる成分。
口コミでは「本当にシミが薄くなった」との声が多く、半信半疑ながら挑戦することにしました。



2001年の化粧品規制緩和の際に、ハイドロキノンは濃度2%以下において化粧品への配合が可能となりました。
そのため、日本では2%以上のハイドロキノンが市販で売っているケースはほぼなく、高濃度のハイドロキノンを手に入れる為には医療機関で処方してもらうか、海外の薬剤を購入することが必要です。
ちなみに、アメリカでは市販薬の場合は日本同様に2%以下ですが、処方薬においては5%以下まで配合可能です。
参考:
ハイドロキノンの基本情報・配合目的・安全性 – 化粧品成分オンライン|化粧品成分ジャーナル
頬の一番濃かった部分も、コンシーラーなしで隠せる程度に変化


最初の1週間は、夜だけシミ部分に少量を綿棒で塗布。肌なじみはよく、香りもほとんどなく使いやすいテクスチャーでした。
2〜3週間目から、シミの輪郭がぼやけてきて、鏡を近づけて見ると色が少し薄くなっているのを実感。
頬の一番濃かった部分も、コンシーラーなしで隠せる程度に変化しました。
全顔に使ったわけではありませんが、部分的に明るくなることで、顔全体の印象もトーンアップしたように感じます。
良いと感じた点
部分使いであれば数週間で変化が見え始めました
一般的な美白化粧品は効果が出るまで数か月かかることが多い中、ビハクエン ハイドロキノンは、部分使いであれば数週間で変化が見え始めました。
特に、長年気になっていた濃いシミの輪郭がぼやけ、色がわずかに薄くなった瞬間は「効いている」と確信できました。
この即効性は、市販化粧品ではなかなか得られない魅力です。
気になる部分だけに綿棒や指でピンポイントに塗布すれば十分効果を発揮
高濃度配合なので全顔に使う必要がなく、気になる部分だけに綿棒や指でピンポイントに塗布すれば十分効果を発揮します。
結果として1本で数か月持ち、頻繁に買い足す必要がないため、長期的に見ればコストパフォーマンスが高いと感じました。



ハイドロキノンは成分が非常に不安定であり、開封後は1カ月で使い切ることをメーカーが推奨しています。
1カ月以上経過した場合、購入当初の成分が維持できず、思わぬ副作用を招くリスクがあります。
メイク時にもコンシーラーの量が減り、厚塗り感が解消
実際に塗ったのはシミ部分だけですが、その部分が明るくなることで顔全体の印象が軽く見え、肌の透明感が増したように感じます。
鏡を見るたびにトーンアップを実感でき、メイク時にもコンシーラーの量が減り、厚塗り感が解消されました。
香料や着色料が入っていないため、夜のスキンケアに自然に組み込めます
香料や着色料が入っていないため、夜のスキンケアに自然に組み込めます。
ジェルやクリームのようにベタつかず、すぐに肌になじむため、寝具や衣類に付着する心配も少なく快適に使えます。
医療現場でも使われるハイドロキノンを、自宅で安全に使えるのは大きなメリット
医療現場でも使われるハイドロキノンを、自宅で安全に使えるのは大きなメリットです。
美容皮膚科に通う時間や費用が削減でき、生活の中で気軽に続けられる点は忙しい人にも向いています。
気になった点
紫外線に弱く、日に当てると色素沈着が悪化するリスク
ハイドロキノンは紫外線に弱く、日に当てると色素沈着が悪化するリスクがあります。
そのため夜の使用が推奨されていますが、確実な効果を期待する場合には1日2回の使用が必要です。
さらに日中はSPF30以上の日焼け止めを塗ったり衣服などで遮光したりといった必要があり、夏場は特に念入りなケアが欠かせません。
肌への刺激が出やすい
高濃度のため、敏感肌や乾燥肌では赤み・かゆみ・軽い皮むけが起こることがあります。
私自身も使用2週間目に赤みが出ました。
頻度を落とすことで解消しましたが、肌状態を毎日チェックしながら使う必要があり、多少の手間は感じます。
長期間の連用ができない
通常は3か月使用したら1〜2か月休止するサイクルが推奨されます。
効果を感じて「ずっと使いたい」と思っても、肌への負担を避けるためには計画的に休薬期間を取らなければなりません。
全顔使用にはリスクあり
色素を抜く力が強いため、全顔に広く使うと色むらや不自然なトーンアップが起こる可能性があります。
美白美容液のように全体になじませるという使い方には向かず、あくまでスポットケアが基本です。
即効性と引き換えの注意点
効果が出やすい反面、使い方を誤ると逆効果になるリスクがあるため、他の化粧品以上に使用方法や保管条件(冷暗所推奨)を守る必要があります。
この「扱いに少し緊張感が必要」という点は、人によってはストレスに感じるかもしれません。
必ずパッチテストを行い、刺激が強い場合は使用頻度を調整する必要があります
私の場合、使用2週間目に塗布部位が少し赤くなり、かゆみを感じました。
そこで使用量を減らし、1日おきに塗ることで症状は落ち着きました。
口コミでは皮むけやヒリヒリ感を経験する人も多いですが、これは成分の強さゆえ。
必ずパッチテストを行い、刺激が強い場合は使用頻度を調整する必要があります。
使用前と使用後の変化
使用前
- 頬骨周辺に直径5〜8mmの濃いシミ
- コンシーラー必須
- 全体的に肌がくすみ、明るさがない
使用1か月後
- シミの輪郭がぼやけ、色がやや薄くなる
- 部分的に肌が明るくなり、顔全体の印象が軽くなる
使用3か月後
- 一番濃かったシミが50%ほど薄くなる
- コンシーラーなしでも日常生活に支障がないレベルに
- 周囲から「肌が明るくなった」と言われるように
「自分の肌を鏡で見るのが楽しくなる感覚」は、他のスキンケアではなかなか得られないもの
ビハクエン ハイドロキノンは、私にとって「化粧品では届かなかった領域にアプローチできる特別な美白ケア」でした。
これまでにも多くの美白美容液やシミ対策化粧品を試してきましたが、変化を実感するまでには数か月以上かかり、しかも「少し薄くなったかも?」程度で終わることがほとんどでした。
しかし、このビハクエン ハイドロキノンは、わずか数週間でシミの輪郭や色に目に見える変化が現れ、初めて「本当に効いている」と感じられました。
特に、メイク前に必死でコンシーラーを重ね塗りしていた日々から、自然な仕上がりで過ごせるようになったのは大きな進歩です。
大きな魅力は、医療レベルの成分濃度による確かな効果と、部分使いで狙った箇所に集中的にアプローチできる点です。
美容医療に通うとなると費用も時間もかかりますが、自宅でコツコツとケアを継続できるのは経済的にも精神的にも負担が少なく、日常に取り入れやすいと感じました。
また、シミが薄くなるだけでなく、その部分が明るくなることで顔全体の印象が若返り、肌の透明感が増して見えるという副次的な効果もあります。
この「自分の肌を鏡で見るのが楽しくなる感覚」は、他のスキンケアではなかなか得られないものでした。
一方で、紫外線管理や使用期間の制限など、正しい知識とセルフコントロールが必須という側面もあります。
濃度が高い分、使い方を誤れば逆に色素沈着を招く可能性もあるため、必ず夜のみの使用・日中の徹底したUV対策・3か月を目安とした使用サイクルを守る必要があります。



少なくとも1~2%ハイドロキノン配合クリームの6ヶ月以上の長期使用はアジア人において色素沈着の発生に関連すると報告されています。
そのため、濃度が高くても低くても長期使用は控えましょう。
参考:
ハイドロキノンの基本情報・配合目的・安全性 – 化粧品成分オンライン|化粧品成分ジャーナル
私は途中で軽い赤みやかゆみを感じたことがあり、その際は塗布頻度を落とすことで問題なく続けられましたが、このように肌と対話しながら調整できる人向けのアイテムだと思います。
総じて、このハイドロキノンクリームは「化粧品での美白ケアに限界を感じている人」や「部分的な濃いシミをピンポイントで薄くしたい人」にとって、非常に心強い武器になるはずです。
私自身、シミが薄くなることでメイク時間が短縮され、外出時の自信も大きく向上しました。
単なる見た目の変化だけでなく、自己肯定感や日常の行動範囲にまで影響を与えてくれる。そんな、生活全体をポジティブに変えてくれるスキンケアだと感じます。
当サイトで購入できるハイドロキノンが4%配合されたスキンケア用の医薬品
※海外医薬品の個人輸入は、ご自身の責任において、ご自身の使用のために行う場合に限り認められています。輸入した医薬品を第三者へ譲渡・転売することは法律で固く禁じられています。
※この記事は看護師資格保有者が内容を確認していますが、診断・治療行為ではありません。必要に応じて医療機関で適切な指導を受けてください。
ハイドロキノンに関連する添付文書等の参考資料
- Hydroquinone Cream USP, 4% – FDA(PDF)
- HYDRO-Q- hydroquinone gel – FDA report
- Product Monograph ERFA Hydroquinone – Health Canada(PDF)
- Hydroquinone Cream: Package Insert / Prescribing Info – Drugs.com
※本ページでは日本語の公的資料(JAPIC/PMDA等)や、英語の公的資料(EMA/FDA等)を記載しています。いずれも基本的に各国規制当局等が発行する一次ソースですが、国・地域ごとに適応症・警告・禁忌・推奨用量などが異なるため、内容をよく比較のうえご判断ください。
※服用前には必ず輸入品に記載されている英文の説明も確認し、不明点は医師・薬剤師にご相談ください。
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