博多大吉が実践中の“大吉○○○ダイエット”は「体重計ダイエット」『家呑み華大』視聴レポート【美容サロン経営者が執筆、看護師が確認済み】

博多大吉が実践中の“大吉○○○ダイエット”は「体重計ダイエット」『家呑み華大』視聴レポート【美容サロン経営者が執筆、看護師が確認済み】

2025年8月7日に放映されたBS朝日『家呑み華大』の“大吉○○○ダイエット”は「体重計ダイエット」でした。

博多大吉さんが実践している体重計ダイエットの要点は以下の通りです。

体重計ダイエットのまとめ
毎朝体重計に乗るだけの「体重計ダイエット」
  • 数字で現状を把握でき、食事や運動への意識が自然と変化する
  • お金や時間をかけずに始められ、無理なく続けられる
  • 小さな変化が行動を修正するきっかけになり、長期的な体重管理につながる
朝に測定する理由と続けるための工夫
  • 起床後・トイレ後は条件が安定し、日々の変化がわかりやすい
  • 「起きる→トイレ→計測→記録」とルーティン化することで習慣になりやすい
  • 体重計を目に入る場所に置くことで測定を忘れにくくなる
記録と分析で効果を高めるポイント
  • アプリやノートで体重と生活習慣を一緒に記録し、原因と結果を結びつける
  • 数字に一喜一憂せず、長期的な傾向を重視することが大切
  • 記録を通じて自分の体を客観視し、食事や活動量をコントロールしやすくなる

本記事では、『家呑み華大』の“大吉○○○ダイエット”を視聴した、以下の専門家による番組視聴レポートをお届けします。

この記事を執筆した医療系国家資格を有する専門家
Nana

歯科衛生士資格を有し、歯科衛生士として歯科医院で従事。その後、エステティシャンとして独立、美容サロンを経営しております。

また、本記事の内容については、医学的記述や表現に不自然な点がないか、医学誌の編集経験がある看護師が確認済みです。

この記事を確認した医療系国家資格を有する専門家
Ray

看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。

目次

博多大吉が実践中の◯◯◯ダイエットが“ありよりのあり”!!

BS朝日で木曜22時から放映の『家呑み華大』。
芸人さんの「博多華丸・大吉」のお二人がおそろいの部屋着に着替えて、お酒と手作りの肴でしっぽり家呑みをしながら、ゆる〜くお話ししている番組です。

お二人の会話が軽快で楽しくて、なんだかかわいらしく見えて!

30分番組なのがもったいないくらい、毎回あっという間の楽しい時間に感じられます。

先日8/7放映分で、博多大吉さんが実践しているというダイエット方法が気になりました。
それは、毎朝体重計に乗るという『体重計ダイエット』

このダイエット方法は、まさに“ありよりのあり”ですよ!

なぜかというと、ただ体重を量る(測る)だけでダイエットのための意識や行動が自然と変わっていくきっかけになるから。

お金も時間もかからず、しかも自分の状態を客観的に確認できる、とてもシンプルで効果的な方法といえます。

このダイエットの特徴や成功の秘訣をまとめてみました。
簡単な方法だからこその注意点を一緒に確認してみましょう!

⚠️メドノア編集部による補足
メドノア編集部

体重を「はかる」と記載する際の漢字は「量る」です。

ただ、「身体測定」や「体重計」を想起して「測る」「計る」と記載されていることが多々あります。

本記事では以降、「(体重を)はかる」の表記は、正しい表記の「量る」で記載いたします。

毎朝体重計に乗ることで得られる効果

まず、大前提として「ダイエットとは、痩せること!」だとは限らないんです。
医学や栄養学では、「ダイエット=健康的な食事管理」が基本とされています。

そのため、ダイエットは健康的な体重や体型を目指すための食習慣と捉えるのが正しい考え方なんですよね。

とはいえ、「体重を量るだけでダイエットになるなんて本当?」と思うかもしれませんが、これは心理学的にも根拠があるのです。

⚠️医療系国家資格を有する専門家による補足
Ray

毎日体重を量って数値を把握し、行動修正をしていくという過程は「認知行動療法」の1つであり、肥満患者さんへの医療ダイエットにも用いられている手法です。

参考:
肥満の認知行動療法 : ライフスタイル改善のための心身医学的アプローチ|九州大学学術情報リポジトリ(PDF)

毎日自分の体重を記録することで、現状を数字で把握できるようになります。数字はウソをつかないので、「昨日食べすぎたから少し増えているな…」とか「昨日歩いた分、減っている!」と、体の変化をリアルに感じ取れるのです。

そして、この小さな変化が行動修正のきっかけになるのです。
例えば、朝体重が増えていたら「今日はお菓子を控えよう」と思えますし、減っていたら「もっと頑張ろう!」というモチベーションにもつながります。

「毎日」がポイント

週に一度や気が向いた時だけ量るのではなく、毎朝量ることが大切です。
なぜなら、体重は水分量や食事内容によって1日の中でも変動するため、間隔を空けて量ると細かい変化に気づけないからです。

また、毎朝量ることで習慣化され、「量らないと落ち着かない」という感覚になります。これがダイエットを長続きさせる秘密です。

⚠️医療系国家資格を有する専門家による補足
Ray

毎日同じ時間に同じ条件で体重を量ることで、より正確なデータの取得につながります。

参考:
肥満と減量(実践編)【減量を成功させるために】|横浜市スポーツ医科学センター

朝に量るのがベストな理由

1日の中で体重は変動しますが、朝起きてトイレを済ませた直後は最も条件が安定しやすいタイミングです。前日の食事や活動の結果が分かりやすく、毎日ほぼ同じ条件で計測できます。

また、朝に体重を知ることで、その日の食事や運動の計画が立てやすくなるのです。
「昨日より300g増えてるから今日は間食をやめよう」など、すぐに行動に反映できるでしょう。

数字の変動に一喜一憂しない

毎朝量っていると、必ず増える日も出てきます。
ですが、ここで落ち込む必要はありません。体重の増減は一時的な水分や胃腸の中身による影響が大きく、1〜2日の変化では脂肪の増減はほぼないからなのです。

むしろ重要なのは、長期的な傾向を把握すること
グラフにしてみると、日々の上下はあっても、全体として右肩下がりになっていれば順調と判断できます。

最近は体重記録用のスマホアプリや、体重計に乗るだけでスマホと連携して、体重以外にも体脂肪率やBMIなど、さまざまなデータを管理できる商品も多く販売されています。

そうした商品を取り入れれば、さらに手軽に管理できますよ。

記録をつけるとさらに効果アップ

ただ体重を量るだけでも効果はありますが、先ほどのアプリや商品を活用して数値を管理することと同時に、生活習慣の記録も一緒に残すことでさらにダイエット効果が高まりやすくなります

ノートやアプリに毎日の体重と簡単なメモ(食事内容や運動量、睡眠時間など)を残しておくと、増えた日の原因や減った日の習慣が見えてきますよ!

例えば、

  • 体重が減った日 → 野菜を多く食べた、夜ごはんを控えた、よく歩いた
  • 体重が増えた日 → 外食、夜遅くに食べた、お菓子を食べすぎた

こうして原因と結果がリンクすると、「じゃあ次はこうしよう!」という改善がしやすくなります

⚠️医療系国家資格を有する専門家による補足
Ray

前日より体重が増えているというのは食事以外にも、運動をしていない(カロリー消費をしていない)や、便秘、むくみなど様々な理由があります。

食事のみが理由ではないという点を理解しつつ生活習慣を分析してみましょう。

参考:
体重増加|社会福祉法人 恩賜財団 済生会

毎朝体重計に乗ることで変わる意識

この習慣の最大のメリットは、「自分の体への意識が高まる」こと!
体重計に乗ると、良くも悪くも自分の生活習慣が数字としてはっきり表れます。

その結果、「今日くらいはいいや」という油断が減り、日々の食事や活動量を自然とコントロールできるようになるでしょう。

まさに、ダイエットの土台を築くための習慣と言えるのです。

続けるためのコツ

体重計を見える場所に置く

クローゼットや棚の奥にしまい込むと、量るのが面倒になりがちです。ベッドの近くや脱衣所など、毎朝必ず通る場所に置いておきましょう。

ルーティン化する

「起きる→トイレ→体重計→記録」と流れを決めておくと、自然に続けられます。

数字に縛られすぎない

体重はあくまで目安と考えましょう。体脂肪率や見た目の変化も意識することが大切です。

「毎朝体重計に乗る」たった1分の習慣が、数ヶ月後のあなたの体を大きく変えてくれる

毎朝体重計に乗ることは、ダイエットのスタートとしてとても有効な方法です。
量るだけで現状把握・意識改革・行動修正の3つが同時にでき、無理なく続けられます。

また、「家呑み華大」の中で、大吉さんは、普段から歩くことを意識しているとのこと。
“家呑みウォーキング”と題して、その家呑みの最中に歩いた歩数をカウントしていました。

体重計ダイエットのことも「意識するだけでいい。まじで78キロから増えん」と伝えつつ、78キロから減らない理由は「お酒です。酒飲んでない日、1キロ違うもん」とはっきり言っていました。
日頃からきちんと意識し、分析できている証拠ですよね!

かなりの酒豪だという博多大吉さん。

その酒豪な大吉さんですが、Wikipediaでは身長182cmとなっているので、体重78kgではBMIが「23.5」となり、50代男性の平均BMI値である「24.6」を1.1ポイントほど下回る体重で維持されています。

それは、客観的な視点を忘れず、コツコツできることから実践されているからでしょう。

「まずは習慣から変えたい」「ダイエットを意識した生活を送りたい」という方は、ぜひ明日の朝から始めてみてください。
たった1分の習慣が、数ヶ月後のあなたの体を大きく変えてくれるはずです。

なお、BMIを計算、男女平均体重で比較もできるツールも公開しておりますので、下記よりぜひご利用ください。

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本記事の監修者・執筆者

メドノア編集部が監修・執筆。
記事により薬剤師による執筆、また、適宜、医療系国家資格を有する専門家(看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当)が、医学的記述や表現に不自然な点がないか確認をしています。
確認済みの記事には、その旨記載しております。

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