アバナフィルを有効成分とする第4世代の勃起不全(ED)治療薬ステンドラのジェネリック医薬品「アバナ-100」を実際に使用した50代後半の男性「なつき」さん(大阪府)より、体験談をレポートしていただきました。
※今回レポートをいただきました、なつきさんの「アバナ-100」は、当サイト「mednoa(メドノア)」の個人輸入代行サービスにて、ご購入いただいております。
なつきさん、いつもご利用いただき誠にありがとうございます。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
体験談の要点は以下の通りです。
- バイアグラ・レビトラ・シアリスを使用経験あり、それぞれ効果と副作用に一長一短があった
- レビトラ系は効果が高いが副作用(胃の不快感・腹痛)が強く継続使用に難があった
- 第4世代とされるアバナフィルは「即効性」「副作用の少なさ」が期待できる点で選択
- 服用後15分程度で効果を実感、即効性と食事の影響の少なさは利点
- 効果のピークは1時間後で持続は約3時間、硬さや2回目以降の持続力はやや不足
- 副作用はほとんどなく安心して使用できたが、期待した力強さには及ばなかった
- メリット:副作用が少ない、即効性あり、食事や飲酒の影響を受けにくい
- デメリット:効果の持続力不足、錠剤の見た目の抵抗感、価格が高い
- 総合評価:短時間の行為や副作用回避には適するが、長時間や複数回には不向き
なお、本記事の体験談内容については、医学的記述や表現に不自然な点がないか、医学誌の編集経験がある看護師が確認済みです。

看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。
それでは、次より実際の体験談レポートをご紹介いたしますが、本記事は個人の体験談であり、効果・感じ方には個人差があります。
あくまでも個人の感想ですので、効果・効能を保証するものではありません。医薬品の使用は自己責任で行い、体調変化を感じた場合は医師にご相談ください。
「アバナフィルは効果の発現が非常に早く、副作用が比較的少ない」という特徴に惹かれた
これまで、バイアグラ系、レビトラ系、シアリス系と、さまざまなED治療薬を試してきました。
中でもレビトラ系のジェネリックは、効果の発現が早く、食事の影響も少ないことから、ここ数年は定番として使い続けてきました。
ただし、満足のいく効果がある一方で、服用後に胃の不快感や翌日まで続く腹痛を感じることがあり、副作用が気になっていました。
そんな中で気になったのが、第4世代と呼ばれるED治療薬「アバナフィル」。
効果の発現が非常に早く、副作用が比較的少ないという特徴があり、ぜひ一度試してみたいと思い、今回は100mgタイプを個人輸入で使用してみることにしました。



レビトラ系は他の薬剤と比べてほてりと鼻閉(びへい:鼻づまりの意)の副作用発現率が高いです。
胃の不快感もバイアグラ系よりも高いことが分かっています。
参考:
PDE5 阻害薬の主な副作用とその頻度 : ED診療ガイドライン
なお、なつきさんによるレビトラ系(有効成分バルデナフィル)のビリトラを使用した体験談レポートもありますので、こちらもぜひご覧ください。


特に期待したのが「副作用の少なさ」で、効き目と使いやすさのバランスを重視してアバナ-100(アバナフィル 100mg)を選択


これまで使用してきたED治療薬は、バイアグラ系・レビトラ系・シアリス系の3種類。
それぞれに特徴がありましたが、あくまで私個人の体質における体感として、以下のような違いを感じていました。
バイアグラ系 | ・食事の影響を受けやすく、効果発現まで調整が必要。 ・効果はしっかりと感じるものの、持続時間が物足りない。 |
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レビトラ系 | ・効果の発現が早く、タイミングを合わせやすい点が魅力。 ・食事の影響も少なく、持続時間もバイアグラより長め。 ・コストパフォーマンスも良好で、長く愛用してきたが、副作用が強く、胃の不快感や腹痛に悩まされる。 |
シアリス系 | ・長時間にわたって効果が続くのが特徴だが、自分にはそこまでの持続性は必要なく、勃起力も他の薬に比べるとややマイルド。 |
今回、アバナフィルを選んだ理由は、レビトラと同等の効果が期待できると感じたからです。
具体的には、食事の影響を受けにくい、効果の発現が早い、持続時間が長いといった特徴があり、自分にとって使いやすい条件がそろっていました。
中でも特に期待したのが「副作用の少なさ」で、効き目と使いやすさのバランスを重視して、今回はアバナ-100(アバナフィル 100mg)を選択しました。
満足度としてはやや物足りなさが残る印象だが、気になる副作用はなかった
今回使用したアバナ-100は、錠剤の色が赤く、形は台形に近い円形。大きさはおよそ6〜8mmほどで、これまで試してきたED薬の中でも見た目のインパクトが強いと感じました。
正直なところ、最初はその見た目に凄く抵抗を感じましたが、「効きそう」という期待感もあり、行為の15分前に服用しました。
服用から15分ほど経ったころ、一瞬ですが頬がほんのり紅潮するような感覚がありました。しかしそれもすぐに落ち着き、その後、徐々に効果を実感し始めます。
ただし、期待していたほどの力強さはなく、体感としてはこれまで使用してきたレビトラ系ED薬の9割程度といった印象でした。
効果のピークは服用から1時間後で、持続時間はおよそ3時間。やや短めに感じました。
5時間ほどの間にパートナーとの関係を複数回にわたって楽しみたい自分にとっては、それぞれしっかりと持続できるのが理想。レビトラ系ではそれが現実的に可能でした。
一方でアバナ-100の場合、1回目こそ硬さにやや違和感を覚えつつも何とか達成。2回目は中折れしながらも、少し休憩を挟んでなんとか完遂。そして3回目は途中で満足のいく結果には至りませんでした。
その後、条件を変えて再度チャレンジ。食事も飲酒もせず、最も効果が出やすいタイミングを選んで使用してみましたが、結果はほぼ同様で、満足度としてはやや物足りなさが残る印象です。
ただし、気になる副作用は出ませんでした。



アバナフィルは添付文書では体に害が無ければ200mgまで増量可能と記されています。
しかし、添付文書は海外向けのもので日本人向けではありません。
日本では1日100mgを上限とすることが推奨されていますので、効果がないからと複数回服用しないようにしましょう。
参考:
・STENDRA (Avanafil) Tablets Prescribing Information – FDA(PDF)
アバナ-100を実際に使ってみて感じたメリットとデメリット
アバナ-100を実際に使ってみて感じたメリットとデメリットを、ここでまとめておきたいと思います。
良かった点(メリット)
最も印象的だったのは、副作用の少なさです。これまで他のED薬で悩まされてきた胃の不快感や頭痛といった症状が、今回はほとんど出ませんでした。体調への影響を気にせず使える点は大きな安心材料です。
次に、効果の発現が早いこと。服用から15〜20分ほどで変化を感じ始め、タイミングを計りやすいと感じました。予定がはっきりしている時に使いやすい薬だと思います。
さらに、食事や飲酒の影響を受けにくいのもありがたいポイント。条件を整えないと効かない薬と違い、比較的自由なタイミングで使えるのは実用的で良かったです。
惜しかった点(デメリット)
一方で、個人的に硬さや持続力がやや物足りないと感じたのも事実です。1回目の行為は問題なくこなせても、2回目以降の維持が難しく、複数回を想定した使用には不向きかもしれません。
また、効果のピークが短い点も気になりました。服用から1時間後が最も強く、その後は緩やかに効果が弱まっていく印象。全体の持続時間は3時間ほどで、長時間の行為には、やや物足りなさを感じる場面もありました。
さらに、錠剤の見た目にも抵抗がありました。赤くてやや大きめの円形タブレットは、これまで見慣れてきた薬と比べてもインパクトが強く、服用に戸惑いました。目立ちすぎる部分もマイナスです。
最後に、価格の高さも無視できません。個人輸入での入手が前提になるため、同等の効果が得られる他のジェネリック薬と比べると、コストパフォーマンスの面では慎重に考える必要があると感じました。
アバナ-100は、短時間勝負で体力に負担をかけたくない時や、食事の時間と重なる場面などに限定して使うのが良いかと感じています
アバナ-100を実際に使ってみて感じたのは、即効性と副作用の少なさでした。服用から15〜20分で効果を感じられた点は確かに便利で、胃の不快感や頭痛など、これまで経験してきた副作用も今回はほとんど出ませんでした。
ただし、硬さや持続力に関してはやや物足りなさがあり、特に2回目以降の行為では体力的にも厳しさを感じました。また、ピークの時間が短く、長時間の行為や複数回にわたる場面にはあまり向いていないというのが正直な感想です。
見た目のインパクトや価格面など、気になる点はあるものの、副作用が出にくい点は、自分にとって安心材料になりました。短時間勝負で体力に負担をかけたくない時や、食事の時間と重なる場面などに限定して使うのが良いかと感じています。
今回の体験はあくまで自分自身の体質やライフスタイルに基づいたものであり、すべての方に同じように当てはまるとは限りません。使い方や選択は、自分の状況に合わせて判断していくことが大切だとあらためて感じました。
今回は、バイアグラ系・レビトラ系・シアリス系といった代表的なED治療薬以外にも選択肢があることを知り、自分にとってはひとつの発見となりました。
情報がまだ少ない薬ということもあり、正直なところ不安もありましたが、実際に使ってみた体験として、どなたかの参考になれば幸いです。
※海外医薬品の個人輸入は、ご自身の責任において、ご自身の使用のために行う場合に限り認められています。輸入した医薬品を第三者へ譲渡・転売することは法律で固く禁じられています。
※この記事は看護師資格保有者が内容を確認していますが、診断・治療行為ではありません。必要に応じて医療機関で適切な指導を受けてください。
アバナに関連する添付文書等の参考資料
- Avana – Sunrise Remedies Pvt. Ltd
- STENDRA (Avanafil))Tablets Prescribing Information – FDA(PDF)
- Spedra (Avanafil) Public Assessment Report (EPAR)- EMA(PDF)
- STENDRA(Avanafil)- DailyMed
※本ページでは日本語の公的資料(JAPIC/PMDA等)や、英語の公的資料(EMA/FDA等)を記載しています。いずれも基本的に各国規制当局等が発行する一次ソースですが、国・地域ごとに適応症・警告・禁忌・推奨用量などが異なるため、内容をよく比較のうえご判断ください。
※服用前には必ず輸入品に記載されている英文の説明も確認し、不明点は医師・薬剤師にご相談ください。