有効成分フィナステリドを含むAGA治療薬で、男性ホルモン(テストステロン)を脱毛の原因物質DHTに変換する酵素を抑制し、薄毛の進行を防ぐ先発薬「プロペシア(Propecia)」のジェネリック医薬品「フィンペシア(Finpecia)」を実際に使用した40代前半の男性「Nanjakenja」さん(東京都)より、体験談をレポートしていただきました。
体験談の要点は以下の通りです。
- 41歳の頃から抜け毛が増え、身近な人の成功例を聞いたことがきっかけでAGA治療を決意
- AGAクリニックでフィナステリドとミノキシジルを処方され、半年で抜け毛減少と髪のハリ改善を実感
- 継続的に治療を続けたいと考え、コスパの良い個人輸入のフィンペシアに切り替え
- 主成分フィナステリドは先発薬のプロペシアと同一成分で、抜け毛を抑え健康な髪の成長を促進
- 3年間継続使用し、髪の量が減らず「現状維持できている」ことが最大の効果と感じている
- ミノキシジルを併用した時期もあったが、体毛増加のため中止し、現在はフィンペシア単独で安定している
- 髪の悩みが減ったことで気持ちが明るくなり、仕事や人間関係にも前向きな変化があった
- 見た目への自信が回復しコミュニケーションも良好になった
- 副作用を感じることもなく、心身ともに安定した状態を維持できている
なお、本記事の体験談内容については、医学的記述や表現に不自然な点がないか、医学誌の編集経験がある看護師が確認済みです。
Ray看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。
それでは、次より実際の体験談レポートをご紹介いたしますが、本記事は個人の体験談であり、効果・感じ方には個人差があります。
あくまでも個人の感想ですので、効果・効能を保証するものではありません。医薬品の使用は自己責任で行い、体調変化を感じた場合は医師にご相談ください。
「変わらない」という実感が、フィンペシアの最大の効果だと感じております
フィンペシアを使い始めて3年になりますが、以前の写真と見比べても、髪の量に全く変化がないことに驚いております。
シャンプー時の抜け毛も減少し、使い始めてからずっと使用感は良好です。私にとって、この「変わらない」という実感が、フィンペシアの最大の効果だと感じております。
私が本格的に薄毛対策を考え始めたのは、41歳の時でした。
ちょうど数え年で本厄が始まったばかりの正月に親戚が集まった際に、義理の兄が「最近、幼なじみがAGAクリニックに通い始めて、ビフォーアフターの写真を見たら本当に髪が増えていて驚いたらしいよ」と話していたのがきっかけです。
その話を聞いた時、ちょうどその頃から洗髪時の抜け毛が急に気になり始めていたこともあり、思わず身を乗り出して話を聞いてしまいました。
「これはもう、私も何か対策を始めなければならないかもしれない…」と、直感的に思ったのです。
またちょうど同じタイミングで、仕事仲間からも「私は、実は個人輸入でフィンペシアとミノキシジルを使っています。結構良い感じですよ」という具体的な話を聞き、それが私の背中を押す形となりました。
すぐに「フィンペシア」とインターネットで検索してみたところ多くの体験談やYouTubeの解説動画が見つかりました。
その中で特に注目したのは「クリニックに行くよりも断然安く、しかも国内のAGA治療薬と同じ成分を継続できる」という情報でした。
ただいきなり個人輸入に踏み切るのは少し不安でしたので、まずはAGAクリニックを受診し、きちんと医師の診断を受けてみることにしました。
そこで半年間、国内で処方された「フィナステリド」と「ミノキシジル」を使ってみたのです。



フィナステリドはDHTに作用して抜け毛を抑制する効果が期待できます。
一方でミノキシジルには発毛促進成分が含まれています。
抜け毛を予防し、発毛を促進するという観点からこの両者が一緒に使われるケースが多いです。
参考:
男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版 – 公益社団法人 日本皮膚科学会(PDF)
その半年で明らかに抜け毛が減少し、髪の毛一本一本にコシが出てきたような髪の調子がどんどん良くなっていくのを実感できました。
「これ本当に効果があるではないか!」と確信したため、もっと経済的に継続したいと思い、仲間が教えてくれた個人輸入のフィンペシアに切り替えることにしたのです。
それ以来この3年間ずっとフィンペシアを愛用しております。
私にとって「髪の状態が悪くならない」ということは計り知れない価値がある


※文字が緑の箱とピンクの箱の違いは医薬品の規格の違いで、IP(Indian Pharmacopoeia)はインドの品質基準、USP(United States Pharmacopeia)は米国・世界の品質基準を表し、有効成分や効果・安全性に直接的な違いをもたらすものではございません。フィンペシアはインドのシプラ社が製造しており、メドノアではシプラ社のIP(文字がピンクの箱)をお取り扱いしております。
フィンペシアの主成分は「フィナステリド」なのですが、これは国内のAGAクリニックで処方されている「プロペシア」という薬剤と全く同じ成分だそうです。
AGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)が原因で発症するのですが、このフィナステリドはそのDHTの生成を抑制してくれるため、抜け毛の進行を食い止め、健康な髪の成長を助けてくれるようです。
周囲からはなかなか気づかれにくい変化かもしれませんが、私にとって「髪の状態が悪くならない」ということは計り知れない価値があると思います。
朝、外見の悩みが解消されることで、気分が晴れやかになり、仕事にも集中できるようになったり、人との交流も以前より一層楽しめるようになったりと、見た目だけでなく内面にも非常に良い影響を与えてくれていると強く感じます。
自身の容姿に自信が持てると、普段の生活の質がぐっと上がるのだなと実感しております。
性欲が減退したり、EDになったり、その他体調がおかしいと感じたことは一度もございません
AGAの薬剤を服用するとなると、やはり副作用が気になる方も多いかと存じます。
私も最初は心配でした。一般的にフィンペシアの副作用として挙げられているのは、性欲の減退、勃起機能への影響(ED)、あとは肝機能障害や胃腸の不調、頭痛、初期脱毛(一時的に抜け毛が増えること)といったものがあるようです。
ただインターネットのレビューを見ても「全く感じなかった」「特に副作用は出ていない」という肯定的な声も多く見られます一方で、「性欲が落ちた気がする」「体調がいつもと違うので医師に相談した」という報告も見受けられますので、やはり個人差は大きいようです。
私自身は使い始めてから今まで、性欲が減退したり、EDになったり、その他体調がおかしいと感じたことは一度もございません。
日常生活で困ったこともございませんし、この点に関しては本当に幸運だったなと思っております。
ちなみにAGA治療ではフィンペシア(フィナステリド)とミノキシジルを一緒に服用するケースが多く、私も一時的にミノキシジルの飲み薬を併用していた時期がございました。



ミノキシジルの内服は、体毛が多くなる多毛症に加えて、胸痛、心拍数増加、動悸、うっ血性心不全などの重大な心血管系障害が生じることがあるため、心血管に持病を抱えている方は服用を控えることをおすすめします。
参考:
男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版 – 公益社団法人 日本皮膚科学会(PDF)
確かに髪は生えてきたという実感はあったのですが、同時に体の毛が濃くなりました。
ちょうどこの3年の間に美容脱毛も始めたこともありミノキシジルの使用を中止しました。
今はフィンペシア単独で飲み続けております。それで髪が大きく減ったという印象はなく、むしろ安定しておりますので、私はこの選択に満足しております。
日本のAGAクリニックで処方されるプロペシアは、1ヶ月で数千円かかりますがフィンペシアは、その3分の1から4分の1くらいの費用で済む
個人輸入と聞くと、「偽物などが送られてきたらどうしよう」「品質は大丈夫だろうか?」と不安に思う方もいらっしゃるかと存じます。私も最初はそうでした。
しかし私の場合は、信頼できる専門サイトを選び、購入前にそのサイトのレビューや評判を徹底的に確認するようにしております。
幸いにも偽物であったり、品質にばらつきがあったりといったことを感じたことは一度もございません。大きなトラブルもありません。
もちろん、自己責任の部分は大きいですが、信頼できるルートを見つけられれば、安心して続けられると感じております。
AGAの治療は、長く継続することが非常に重要です。そのため、経済的な負担というのは無視できないポイントとなります。
日本のAGAクリニックで処方されるプロペシアは、1ヶ月で数千円かかりますがフィンペシアは、その3分の1から4分の1くらいの費用で済むのです。
これは、長期的に見ると非常に大きなメリットだと感じております。
人それぞれ体質に合う合わないがある
最後にいま一度フィンペシアがすべての人にとってベストな選択肢とは限らないということも、きちんとお伝えしておきたいと思います。
副作用のリスクや、人それぞれ体質に合う合わないがあるということをご理解いただき、ご自身の体に合うかどうか慎重にご判断いただく必要がございます。
体に合わないと感じたら、すぐに服用を中止してください。
特に、持病があったり、以前に病気をされたことがある方(例えば肝臓や腎臓の病気)、また妊娠を考えていらっしゃるカップル(特に女性はフィナステリドに触れること自体が推奨されないケースもございます)、乳がんなどの既往がある方などは、ご自身の体調やライフスタイルに合わせて、じっくりと検討されることを強くおすすめいたします。
インターネットの情報だけで安易に自己判断せず、専門家の意見を聞くことが何よりも大切です。



妊娠中に、フィナステリドの成分に触れるとDHT低下作用により、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがあります。
薬の外側はコーティングされているものの100%安全ではないこと、落としたり割ったりしたときにその破片に触れると、上記リスクが高まるため、妊娠中または妊娠を考えている女性はフィナステリドに触れないように注意が必要です。
参考:
医療用医薬品 : フィナステリド – KEGG
※海外医薬品の個人輸入は、ご自身の責任において、ご自身の使用のために行う場合に限り認められています。輸入した医薬品を第三者へ譲渡・転売することは法律で固く禁じられています。
※この記事は看護師資格保有者が内容を確認していますが、診断・治療行為ではありません。必要に応じて医療機関で適切な指導を受けてください。
フィンペシアの他の体験談、口コミ・効果・感想(レビュー)
フィンペシアについて、他の方にも深く語っていただいた体験談レポートや、同じく独自に取材した口コミ・効果・感想(レビュー)がありますので、こちらもぜひご覧ください。
フィンペシアの体験談レポート




フィンペシアの口コミ・効果・感想(レビュー)


フィンペシアに関連する添付文書等の参考資料
- FINPECIA Tablets – CiplaMed
- フィナステリド錠0.2㎎/錠1㎎「クラシエ」- JAPIC(PDF)
- プロペシア錠0.2㎎/錠1㎎ – PMDA(PDF)
- PROPECIA®(finasteride) tablets: Full prescribing information – FDA(PDF)
- Finasteride- and dutasteride-containing medicinal products – EMA
※本ページでは日本語の公的資料(JAPIC/PMDA等)や、英語の公的資料(EMA/FDA等)を記載しています。いずれも基本的に各国規制当局等が発行する一次ソースですが、国・地域ごとに適応症・警告・禁忌・推奨用量などが異なるため、内容をよく比較のうえご判断ください。
※服用前には必ず輸入品に記載されている英文の説明も確認し、不明点は医師・薬剤師にご相談ください。








